![]() 細胞、組織及び臓器保存効果を有するインドール及びインダゾール誘導体
专利摘要:
本発明は、臓器、単離された細胞システムまたは組織の低温保管、移植手術または移植後発生する再潅流による損傷を予防する効果を有する、式(1)のインドール及びインダゾール化合物、薬剤学的に許容されるその塩または異性体を有効成分として含有することを特徴とする細胞、組織及び臓器の保存のための組成物、保存方法及び組成物の製造方法に関する。 公开号:JP2011509255A 申请号:JP2010541405 申请日:2009-01-05 公开日:2011-03-24 发明作者:キム・スンハ;キム・スンホ;キム・ヒョンジン;クァク・ヒョシン;チョン・チョルウーン;パク・ジング;パク・ヒスル 申请人:エルジー・ライフ・サイエンシーズ・リミテッドLG Life Sciences Ltd.; IPC主号:A01N1-02
专利说明:
[0001] 本発明は、一般式(1)で示されるインドール及びインダゾール化合物、薬剤学的に許容されるその塩または異性体を活性成分として含有することを特徴とする動物の細胞、組織または臓器保存剤組成物、保存方法及び組成物の製造方法に関するものである。詳しくは、本発明に係るインドール及びインダゾール化合物は動物細胞、組織及び移植用臓器を保護し、移動または保管時の損傷を抑制する効果を有する。さらに、本発明のインドール及びインダゾール化合物は移植後の組織または臓器で再潅流による損傷から臓器を保護する効果を有する。] 背景技術 [0002] 最近、外科手術の技術的な発展だけでなく免疫抑制剤(immunosuppressant)のような薬剤の発展に伴って臓器移植の事例が増えている。しかし、移植を受けようとする患者の数は大勢いるにもかかわらず、移植に適した状態に保持できなく、捨てられる臓器が多くて、まだ大勢の患者が移植手術を待っていると報告されている。提供者(donor)から摘出された臓器が直ちに受容者(recipient)に移植されるのが最も理想的であるが、必ずしも移植手術が直ちに行われないからである。従って、移植する臓器の保存方法の改善を通した保管時間の延長と共に保管する臓器の質的向上は緊急の研究課題となっている。] [0003] 現在、臓器の保存において、生体内の生理的環境を提供することより、臓器の代謝抑制 を目的とする低温保存法(20℃以下、一般的には4℃以下)を用いて、このような方法に使われる種々保存液が開発され、臨床的に使われている。] [0004] 初期には、ユーロコリンズ液(Euro-Collin's)が利用されたが、最近、米国ウィスコンシン大学グループによりUW液(非特許文献1)が開発されており、これは膵臓の保存だけでなく、肝臓や腎臓の保存液としても有用であり、肝臓の保存期間を実験的には24時間まで延長することができた。しかし、臨床試験では、患者の保護のために、より短い時間の間使われている。従って、臓器の生存能力(viability)を長時間保持でき、より優れた臓器保存効果を期待しうる保存液または添加物質の開発が強く求められている。] [0005] 本発明に係るインドール及びインダゾール化合物は、医薬的に非常に有用な構造であり、インドール構造を母核とする化合物に対する研究結果が多く報告されている。例えば、主に、グルコキナーゼに対して活性があると報告した特許文献1、抗腫瘍及び心血管生成阻害剤として有用であると報告した特許文献2、そして抗生剤として用いられると報告した特許文献3などがある。] [0006] WO2006/112549 WO95/07276 WO2004/018428] 先行技術 [0007] University of Wisconsin, Wahlberg, J.A., et al., Transplantation, 43, pp. 5-8, 1987] 発明が解決しようとする課題 [0008] 本発明者らは、各種動物細胞の壊死(necrosis)を抑制することによって、臓器移植のために各種組織及び臓器や血液を保存する時、従来の保存可能時間を延長させて保護効果を高める物質を開発しており、さらに、移植後臓器の機能を向上させるための化合物を開発しようと鋭意研究を重ねた。その結果、下記説明のような一般式(1)で示されるインドール及びインダゾール誘導体が卓越した効果を示していることを見出し、本発明の完成に至った。本発明に係るインドール及びインダゾール化合物は、本出願人により既に大韓民国特許出願第10−2007−0082687号、10−2008-0080519号及び10−2008−0080537号に開示され、請求された。] [0009] 従って、本発明は、薬剤学的に許容される担体と共に有効成分として一般式(1)で示されるインドール及びインダゾール化合物、薬剤学的に許容されるその塩または異性体を含有することを特徴とする動物の細胞、組織または臓器保存剤組成物を提供することを目的とする。] [0010] また、本発明は、活性成分として一般式(1)で示される化合物、薬剤学的に許容されるその塩または異性体を薬剤学的に許容される担体と共に混合する工程を含む細胞、組織及び臓器保存剤組成物、具体的に、臓器、単離された細胞システムまたは組織の低温保管、移植手術または移植後発生する再潅流による損傷を予防する組成物の製造方法を提供する。] [0011] さらに、本発明は、一般式(1)の化合物、薬剤学的に許容されるその塩または異性体を活性成分として含むことを特徴とする本発明に係る組成物を移植用として使われる動物の細胞、組織または臓器の保存に使用する方法を提供する。] 課題を解決するための手段 [0012] 本発明に係る組成物は、下記一般式(1)のインドール及びインダゾール化合物、薬剤学的に許容されるその塩または異性体を活性成分として使用する: [式中、XはCまたはNを表し、 nは0または1であり(XがCのときnが1であり、XがNのときnが0である)、 Aは直接結合、C3−C8−シクロアルキル、フェニル、またはそれぞれN、O及びS原子から選択された1〜3個のヘテロ原子を含む5〜6員ヘテロアリール若しくは複素環を表し、 R1は水素、−C(O)−B−X’−R7または−(CR5R6)m−B−X’−R7を表し{ここで、mは0〜4の整数であり、R5及びR6はそれぞれ独立して、水素またはC1−C5−アルキルを表し、Bは直接結合、任意にオキソを含むC3−C8−シクロアルキル、またはそれぞれO、S及びN原子から選択された1〜3個のヘテロ原子を含む3〜10員複素環またはヘテロアリールを表し、X’は直接結合、−C(O)−、−SO2−、−CO2−または−C(O)NR5−を表し、R7は水素、C1−C6−アルキル、ハロゲノ−C1−C6−アルキル、ハロゲン、(CR5R6)m−フェニル、(CR5R6)m−ヒドロキシまたは(CR5R6)m−複素環を表し(ここで、複素環は任意にオキソを含み、N、O及びS原子から選択された1〜3個のヘテロ原子を含む3〜10員環である)}、 R2は−(CR5R6)m−D−X’’−R8を表し{ここで、Dは直接結合、またはそれぞれ任意にオキソを含み、任意に融合され、N、O及びS原子から選択された1〜4個のヘテロ原子を含む3〜10員複素環若しくはヘテロアリールを表し、X’’は直接結合、−C(O)−、−C(O)O−、−NR5C(O)−、−C(O)NR5−または−O−を表し、R8は水素、ハロゲン、C1−C6−アルキル、ハロゲノ−C1−C6−アルキル、トリ(C1−C6−アルキル)シランまたはヒドロキシ−C1−C6−アルキルを表す}、 R3は水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アリール−R9または(CR5R6)m−D−R9を表し(ここで、R9は水素、ハロゲン、C1−C6−アルキル、シアノ、ニトロまたはC1−C6−アルコキシを表す)、 R4は−(CR5R6)m−Y−D−R10を表し{ここで、Yは直接結合、−C(O)O−または−O−を表し、R10は水素、ニトロ、ハロゲン、C1−C6−アルキル、カルボキシ−C1−C6−アルキル、アリールまたは−C(O)O−R5を表す}、 前記で、アルキル、アルコキシ、アリール、シクロアルキル、複素環及びヘテロアリールは任意に置換されていてもよく、置換基はヒドロキシ、ハロゲン、ニトリル、アミノ、C1−C6−アルキルアミノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、C1−C6−アルキル、ハロゲノ−C1−C6−アルキル、C1−C6−アルキルスルホニル、アリール−C1−C6−アルコキシ及びオキソからなる群から選択される一つ以上である。]] [0013] 本発明に係る一般式(1)化合物の置換基に対する定義で、用語「アルキル」とは脂肪族炭化水素ラジカルを意味する。アルキルはアルケニルやアルキニル部位を含まない「飽和アルキル」であるか、少なくとも一つのアルケニルまたはアルキニル部位を含む「不飽和アルキル」であってもよい。「アルケニル」とは少なくとも一つの炭素−炭素二重結合を含む基を意味し、「アルキニル」とは少なくとも一つの炭素−炭素三重結合を含む基を意味する。アルキルは単独でまたはアルコキシと共に組み合わせて用いられる場合に、それぞれ分岐状または直鎖状であってもよい。] [0014] アルキル基は別に定義されない限り、1〜20個の炭素原子を有していてもよい。アルキル基は1〜10個の炭素原子を有する中間サイズのアルキルであってもよい。アルキル基は1〜6個の炭素原子を有する低級アルキルであってもよい。典型的なアルキル基には、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、t−ブチル、ペンチル、ヘキシル、エテニル、プロペニル、ブテニルなどを含むが、これらに限定されない。例えば、C1−C4−アルキルはアルキル鎖に1〜4個の炭素原子を有しており、メチル、エチル、プロピル、イソ−プロピル、n−ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル及びt−ブチルからなる群から選択される。] [0015] 用語「アルコキシ」とは、別に定義されない限り、1〜10個の炭素原子を有するアルキルオキシを意味する。] [0016] 用語「シクロアルキル」とは、別に定義されない限り、飽和脂肪族3〜10員を意味する。典型的なシクロアルキル基には、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルを含むが、これらに限定されない。] [0017] 用語「アリール」とは共有π電子系を有する少なくとも一つの環を含んでおり、例えば、単環式または融合環ポリ環状(即ち、炭素原子等の隣接した対を分けて有する環)基を含む。即ち、本明細書でアリールは別に定義されない限り、フェニル、ナフチルなどを含む4〜10員、好ましくは6〜10員芳香族単環式または多環式環を意味する。] [0018] 用語「ヘテロアリール」は、別に定義されない限り、N、O及びS原子からなる群から選択された1〜3個のヘテロ原子を含み、ベンゾまたはC3−C8シクロアルキルと融合されていてもよい芳香族3〜10員、好ましくは4〜8員、より好ましくは、5〜6員を意味する。単環式ヘテロアリールの例は、チアゾール、オキサゾール、チオフェン、フラン、ピロール、イミダゾール、イソキサゾール、イソチアゾール、ピラゾール、トリアゾール、トリアジン、チアジアゾール、テトラゾール、オキサジアゾール、ピリジン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン及びこれらの類似体が挙げられるが、これらに制限されない。二環式ヘテロアリールの例は、インドール、インドリン、ベンゾチオフェン、ベンゾフラン、ベンズイミダゾール、ベンゾオキサゾール、ベンズイソオキサゾール、ベンズチアゾール、ベンズチアジアゾール、ベンズトリアゾール、キノリン、イソキノリン、プリン、フロピリジン及びこれらの類似体が挙げられるが、これらに制限されない。] [0019] 用語「複素環」は、別に定義されない限り、N、O及びS原子からなる群から選択された1〜3個のヘテロ原子を含み、ベンゾまたはC3−C8−シクロアルキルと融合されていてもよく、飽和されるか、または1若しくは2個の二重結合を含んでいてもよい3〜10員、好ましくは4〜8員、より好ましくは、5〜6員を意味する。複素環の例は、ピロリン、ピロリジン、イミダゾリン、イミダゾリジン、ピラゾリン、ピラゾリジン、ピラン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、ピペラジン、ヒドロフランなどが挙げられるが、これらに制限されない。] [0020] その他、本明細書で使われた用語と略語等は別に定義されない限り、本発明が属する技術分野の当業者に通例的に分かる意味として理解され得る。] [0021] 本発明に係る一般式(1)の化合物の中でも好ましい化合物は、 XはCまたはNを表し、 nは0または1であり(XがCのときnが1であり、XがNのときnが0を表す)、 Aは直接結合、フェニル、またはそれぞれN、O及びS原子から選択された1〜3個のヘテロ原子を含む5〜6員ヘテロアリール若しくは複素環を表し、 R1は水素、−C(O)−B−X’−R7または−(CR5R6)m−B−X’−R7を表し{ここで、mは0〜2の整数であり、R5及びR6はそれぞれ独立して。水素またはC1−C5−アルキルを表し、Bは直接結合、任意にオキソを含み、任意にハロゲン置換されたC4−C7−シクロアルキル、またはそれぞれO、S及びN原子から選択された1〜3個のヘテロ原子を含む4〜8員複素環若しくはヘテロアリールを表し、X’は直接結合、−C(O)−、−SO2−、−CO2−または−C(O)NH−を表し、R7は水素、C1−C6−アルキル、ハロゲノ−C1−C6−アルキル、ハロゲン、(CR5R6)m−フェニル、(CR5R6)m−ヒドロキシ、(CR5R6)m−複素環を表し(ここで、複素環は任意にオキソを含み、N、O及びS原子から選択された1〜3個のヘテロ原子を含む4〜8員環である)}、 R2は−(CR5R6)m−D−X’’−R8を表し{ここで、Dは直接結合、またはそれぞれ任意にオキソを含み、任意に融合され、N、O及びS原子から選択された1〜4個のヘテロ原子を含む4〜8員複素環若しくはヘテロアリールを表し、X’’は−C(O)−、−C(O)O−、−NR5C(O)−、−C(O)NR5−または−O−を表し、R8は水素、ハロゲン、C1−C6−アルキル、ハロゲノ−C1−C6−アルキル、トリ(C1−C6−アルキル)シランまたはヒドロキシ−C1−C6−アルキルを表す}、 R3は水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アリール−R9または(CR5R6)m−D−R9を表し(ここで、R9は水素、ハロゲン、C1−C6−アルキル、シアノ、ニトロまたはC1−C6−アルコキシを表す)、 R4は−(CR5R6)m−Y−D−R10を表す(ここで、Yは直接結合、−C(O)O−または−O−を表し、R10は水素、ニトロ、ハロゲン、C1−C6−アルキル、カルボキシ−C1−C6−アルキル、アリールまたは−C(O)O−R5を表す)。] [0022] 本発明に係る一般式(1)の化合物において、XはCまたはNであり、それぞれの場合に対する化合物の構造は下記一般式(1a)または一般式(1b)で示され得る。 [式1a] [式1b]] [0023] 本発明に係る一般式(1)の化合物で、置換基Aは、より好ましくは、フェニル、ピリジン、1,4−ピラジン、4,5−ジヒドロ−チアゾール、チアゾール、4,5−ジヒドロオキサゾール、[1,2,4]オキサジアゾール及び[1,3,4]オキサジアゾールからなる群から選択される。] [0024] 置換基R1は、より好ましくは、−C(O)−B−X’−R7または−(CHR5)m−B−X’−R7を表し{ここで、mは0〜2の整数であり、R5はC1−C3−アルキルを表し、Bは直接結合、任意にオキソを含んで任意にハロゲン置換されたC5−C6−シクロアルキル、またはそれぞれO、S及びN原子から選択された1〜3個のヘテロ原子を含む5〜6員複素環若しくはヘテロアリールを表し、X’は直接結合、−C(O)−、−SO2−、−CO2−または−C(O)NH−を表し、R7は水素、C1−C3−アルキル、ハロゲノ−C1−C3−アルキル、ハロゲン、(CH2)m−フェニル、(CH2)m−ヒドロキシ、(CH2)m−複素環を表す(ここで、複素環は任意にオキソを含み、N、O及びS原子から選択された1〜3個のヘテロ原子を含む5〜6員環である)}。置換基R1で、Bは最も好ましくはシクロペンチル、シクロヘキシル、ピペリジン、テトラヒドロピラン、オキソシクロヘキシル、ピロリジン、ジフルオロシクロヘキシル及びテトラヒドロフランからなる群から選択され、R7は最も好ましくは水素、メチル、エチル、イソプロピル、ベンジル、ヒドロキシメチル、(モルホリン−4−イル)−エチル、テトラヒドロフラン、2,2,2−トリフルオロエチル、ヒドロキシエチル、1,1−ジオキソチオモルホリン、テトラヒドロピラン、(テトラヒドロピラン−4−イル)−メチル及びトリフルオロメチルからなる群から選択される。] [0025] 置換基R2で、Dはより好ましくは、直接結合を表すか、またはピペラジン、ピロリジン、モルホリン、1,1−ジオキソチオモルホリン及びオキソピペラジンからなる群から選択され、R8はより好ましくは、水素、エチル、ヒドロキシメチル、メチル及びフッ素からなる群から選択される。] [0026] 置換基R3は、より好ましくは、水素;ハロゲン;アルコキシにより置換されていてもよいフェニル;または環員としてN、S及びO原子から選択された1〜3個のヘテロ原子を含み、任意にオキソを含む6員ヘテロシクリルメチルを表す。R3は最も好ましくは水素、臭素、フェニル、メトキシ−フェニル、モルホリン−4−イル−メチル、オキソピペラジン−4−イル−メチル、1,1−ジオキソ−チオモルホリン−4−イル−メチルからなる群から選択される。] [0027] 置換基R4はより好ましくは、−(CH2)m−Y−D−R10を表す{ここで、mは0〜2の整数であり、Yは直接結合、−C(O)O−または−O−を表し、Dはピリジン、または任意にオキソを含み、N、S及びO原子から選択された1〜3個のヘテロ原子を含む5〜6員複素環を表し、R10は水素、ハロゲン、C1−C3−アルキル、−(CH2)−CO2H、アリールまたは−C(O)O−R5を表す(ここで、R5は水素またはC1−C3−アルキルを表す)。}置換基R4で、Dは最も好ましくは1,1−ジオキソ−チオ−モルホリン、オキソピペラジン、ピリジン、モルホリン及び4,5−ジヒドロ−チアゾロからなる群から選択され、R10は最も好ましくは水素、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチル及び−(CH2)−CO2Hからなる群から選択される。] [0028] 本発明に係る一般式(1)の代表的な化合物には下記化合物が含まれる: シクロペンチル−[2−(4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−2−イル)−1H−インドール−7−イル]−アミン; [2−(4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル)−1H−インドール−7−イル]−(4−メチル−シクロヘキシル)−アミン; [2−(4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル)−1H−インドール−7−イル]−ピペリジン−4−イル−アミン; 2−5−[7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル]−エタノール; [(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]−メタノール; シクロペンチル−[2−((R)−4−ピロリジン−1−イルメチル−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル)−1H−インドール−7−イル]−アミン; {(R)−2−[7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−メタノール; [(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フルオロ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−メタノール; {(R)−2−[5−フルオロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−メタノール; {(R)−2−[5−(ピリジン−3−イルオキシ)−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−メタノール; [(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸; [(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸エチルエステル; 2−{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エタノール; 1−[4−(2−{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エチル)−ピペラジン−1−イル]−2−ヒドロキシ−エタノン; 1−(2−{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エチル)−ピロリジン−3−オール; [(R)−2−(5−ブロモ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸; [(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−エトキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸; [(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−エトキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸; [2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フェノキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸; [(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フェノキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸; [(S)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フェノキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸; 3−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−プロピオン酸エチルエステル; 3−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−プロピオン酸; シクロペンチル−(2−ピリジン−2−イル−1H−インドール−7−イル)−アミン; シクロペンチル−(2−ピラジン−2−イル−1H−インドール−7−イル)アミン; (2−ピラジン−2−イル−1H−インドール−7−イル)−(テトラヒドロピラン−4−イル)−アミン; シクロペンチル−(2−チアゾール−2−イル−1H−インドール−7−イル)−アミン; 2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メチル−1H−インドール−2−イル)−チアゾール−4−カルボン酸エチルエステル; 2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メチル−1H−インドール−2−イル)−チアゾール−4−カルボン酸; [2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メチル−1H−インドール−2−イル)−チアゾール−4−イル]−メタノール; [2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メチル−1H−インドール−2−イル)−チアゾール−5−イル]−メタノール; シクロペンチル−(5−メチル−2−[1,3,4]オキサジアゾール−2−イル−1H−インドール−7−イル)−アミン; シクロペンチル−(5−メチル−2−ピリジン−2−イル−1H−インドール−7−イル)−アミン; (5−メチル−2−ピリジン−2−イル−1H−インドール−7−イル)−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミン; シクロヘキシル−(5−メチル−2−ピリジン−2−イル−1H−インドール−7−イル)−アミン; 1−[4−(5−メチル−2−ピリジン−2−イル−1H−インドール−7−イルアミノ)−ピペリジン−1−イル]−エタノン; (1−メチル−ピペリジン−4−イル)−(5−メチル−2−ピリジン−2−イル−1H−インドール−7−イル)−アミン; 4−(5−メチル−2−ピリジン−2−イル−1H−インドール−7−イルアミノ)−シクロヘキサノン; (1−ベンジル−ピロリジン−3−イル)−(5−メチル−2−ピリジン−2−イル−1H−インドール−7−イル)−アミン; シクロペンチルメチル−(5−メチル−2−ピリジン−2−イル−1H−インドール−7−イル)−アミン; N−(5−メチル−2−ピリジン−2−イル−1H−インドール−7−イル)−ベンズアミド; シクロペンチル−(5−メチル−2−ピラジン−2−イル−1H−インドール−7−イル)−アミン; シクロペンチル−(5−エトキシ−2−ピリジン−2−イル−1H−インドール−7−イル)−アミン; シクロペンチル−(5−フェノキシ−2−ピリジン−2−イル−1H−インドール−7−イル)−アミン; シクロペンチル−(3,5−ジメチル−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)−アミン; シクロペンチル−(5−メチル−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)−アミン; (2−シクロヘキシル−5−メチル−1H−インドール−7−イル)−シクロペンチル−アミン; シクロペンチル−[5−メチル−2−(6−メチル−ピリジン−2−イル)−1H−インドール−7−イル]−アミン; (5−メチル−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミン; (5−メチル−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)−(1−メチル−ピペリジン−4−イル)−アミン; 1−[4−(5−メチル−2−フェニル−1H−インドール−7−イルアミノ)−ピペリジン−1−イル]−エタノン; (5−メチル−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)−ピペリジン−4−イル−アミンヒドロクロリド; 2−ヒドロキシ−1−[4−(5−メチル−2−フェニル−1H−インドール−7−イルアミノ)−ピペリジン−1−イル]−エタノン; (1−メタンスルホニル−ピペリジン−4−イル)−(5−メチル−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)−アミン; 4−(5−メチル−2−フェニル−1H−インドール−7−イルアミノ)−シクロヘキサンカルボン酸; 4−(5−メチル−2−フェニル−1H−インドール−7−イルアミノ)−シクロヘキサンカルボン酸(2−モルホリン−4−イル−エチル)−アミド; シクロペンチルメチル−(5−メチル−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)−アミン; (5−メチル−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメチル)−アミン; (5−クロロ−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)−シクロペンチル−アミン; (5−クロロ−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミン; (5−クロロ−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)−(1−メチル−ピペリジン−4−イル)−アミン; (5−クロロ−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)−シクロヘキシル−アミン; (1−ベンジル−ピロリジン−3−イル)−(5−クロロ−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)−アミン; 4−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−安息香酸メチルエステル; 4−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−安息香酸; [4−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−フェニル]−メタノール; 4−(7−シクロペンチルアミノ−5−メチル−1H−インドール−2−イル)−安息香酸メチルエステル; 2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−安息香酸メチルエステル; 2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−安息香酸; [2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−フェニル]−メタノール; 7−シクロペンチルアミノ−2−フェニル−1H−インドール−5−カルボン酸エチルエステル; 7−シクロペンチルアミノ−2−フェニル−1H−インドール−5−カルボン酸; (7−シクロペンチルアミノ−2−フェニル−1H−インドール−5−イル)−メタノール; (7−シクロペンチルアミノ−2−フェニル−1H−インドール−5−イル)−酢酸エチルエステル; (7−シクロペンチルアミノ−2−フェニル−1H−インドール−5−イル)−酢酸; 2−[(4S)−2−[5−メチル−7−(オキサン−4−イルメチルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]酢酸; 2−[(4S)−2−[5−クロロ−7−(オキサン−4−イルメチルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]酢酸; 2−[(4S)−2−[7−[(4,4−ジフルオロシクロヘキシル)アミノ]−5−メチル−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]酢酸; 2−[(4S)−2−[7−(オキサン−4−イルアミノ)−5−フェノキシ−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]酢酸; 2−[(4R)−2−[7−(オキサン−4−イルアミノ)−5−フェノキシ−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]酢酸; 2−[(4R)−2−[7−(オキサン−4−イルメチルアミノ)−5−フェノキシ−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]酢酸; 2−[(4S)−2−[7−(シクロペンチルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]酢酸; 2−[(4S)−2−[7−[(1−アセチルピロリジン−3−イル)アミノ]−5−メチル−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]酢酸; 2−[(4S)−2−[7−(オキサン−4−イルメチルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]酢酸; 2−[(4S)−2−[7−(オキサン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]酢酸; 2−[(4S)−2−[7−(オキサン−2−イルメチルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]酢酸; 2−[(4S)−2−[5−メチル−7−[[1−(3,3,3−トリフルオロプロパノイル)ピペリジン−4−イル]アミノ]−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]酢酸; 2−[(4R)−2−[7−(シクロペンチルアミノ)−5−メチル−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]酢酸; 2−[(4R)−2−[5−メチル−7−(オキサン−4−イルメチルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]酢酸; 4−[2−[(4S)−2−[5−メチル−7−(オキサン−4−イルメチルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]エチル]ピペラジン−2−オン; 2−[(4S)−4−[2−(1,1−ジオキソ−1,4−チアジナン−4−イル)エチル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−2−イル]−5−メチル−N−(オキサン−4−イルメチル)−1H−インドール−7−イル−アミン; N−(4,4−ジフルオロシクロヘキシル)−5−メチル−2−[(4S)−4−(2−モルホリン−4−イルエチル)−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル−アミン; 4−[2−[(4S)−2−[7−[(4,4−ジフルオロシクロヘキシル)アミノ]−5−メチル−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]エチル]ピペラジン−2−オン; 4−[2−[(4S)−2−[7−(オキサン−4−イルメチルアミノ)−5−フェノキシ−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]エチル]ピペラジン−2−オン; 2−[(4S)−4−(2−モルホリン−4−イルエチル)−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−2−イル]−N−(オキサン−4−イルメチル)−5−フェノキシ−1H−インドール−7−アミン; 5−メチル−2−[(4S)−4−(2−モルホリン−4−イルエチル)−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−2−イル]−N−(オキサン−4−イルメチル)−1H−インドール−7−アミン; 1−[2−[(4S)−2−[5−メチル−7−(オキサン−4−イルメチルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]エチル]ピペリジン−4−カルボキシアミド; [(2R)−1−[2−[(4S)−2−[5−メチル−7−(オキサン−4−イルメチルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]エチル]ピロリジン−2−イル]メタノール; (2S)−1−[2−[(4S)−2−[5−メチル−7−(オキサン−4−イルメチルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]エチル]ピロリジン−2−カルボキシアミド; 4−[2−[(4R)−2−[7−(シクロペンチルアミノ)−5−メチル−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]エチル]ピペラジン−2−オン; 2−[(4S)−2−[7−(シクロペンチルアミノ)−5−メチル−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−オキサゾール−4−イル]酢酸; {(S)−2−[5−メチル−7−(テトラヒドロピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル}−酢酸; 2−[(4S)−2−[5−メチル−7−(テトラヒドロピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−オキサゾール−4−イル]エタノール; {5−メチル−2−[(S)−4−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−1,3−オキサゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)アミン; 4−[(5−クロロ−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)アミノ]−N−エチルピペリジン−1−カルボキシアミド; [4−[(5−クロロ−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)アミノ]ピペリジン−1−イル]−(オキソラン−3−イル)メタノン; 2−[7−(オキサン−4−イルアミノ)−2−フェニル−1H−インドール−5−イル]酢酸; 2−[7−(シクロペンチルメチルアミノ)−2−フェニル−1H−インドール−5−イル]酢酸; 5−フルオロ−N−(1−メチルピペリジン−4−イル)−2−フェニル−1H−インドール−7−アミン; 2−[4−[(5−フルオロ−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)アミノ]ピペリジン−1−イル]エタノン; 5−フルオロ−N−[1−(オキサン−4−イル)ピペリジン−4−イル]−2−フェニル−1H−インドール−7−アミン; N−[1−(1,1−ジオキサン−4−イル)ピペリジン−4−イル]−5−フルオロ−2−フェニル−1H−インドール−7−アミン; N−(オキサン−4−イル)−5−フェノキシ−2−フェニル−1H−インドール−7−アミン; メチル2−[(5−フルオロ−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)アミノ]アセテート; 2−[(5−フルオロ−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)アミノ]酢酸; メチル2−[(5−クロロ−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)アミノ]プロパノエート; 2−[(5−クロロ−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)アミノ]プロパン酸; 2−[(5−フェノキシ−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)アミノ]酢酸; 2−[(5−フェノキシ−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)アミノ]プロパン酸; 2−[(4S)−2−[7−(オキサン−4−イルメチルアミノ)−2−フェニル−1H−インドール−5−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]酢酸; 2−[(4S)−2−[7−(シクロペンチルアミノ)−2−フェニル−1H−インドール−5−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]酢酸; メチル2−[4−[5−クロロ−7−(オキサン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]フェニル]アセテート; メチル2−[4−[5−クロロ−7−(オキサン−4−イルメチルアミノ)−1H−インドール−2−イル]フェニル]アセテート; 2−[4−[5−クロロ−7−(オキサン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]フェニル]酢酸; 5−[(1,1−ジオキソ−1,4−チアジナン−4−イル)メチル]−N−(オキサン−4−イル)−2−フェニル−1H−インドール−7−アミン; 5−[(1,1−ジオキソ−1,4−チアジナン−4−イル)メチル]−N−(オキサン−4−イルメチル)−2−フェニル−1H−インドール−7−アミン; 4−[[7−(オキサン−4−イルアミノ)−2−フェニル−1H−インドール−5−イル]メチル]ピペラジン−2−オン; 5−[(1,1−ジオキソ−1,4−チアジナン−4−イル)メチル]−2−フェニル−N−ピペリジン−4−イル−1H−インドール−7−アミン; [4−[[5−[(1,1−ジオキソ−1,4−チアジナン−4−イル)メチル]−2−フェニル−1H−インドール−7−イル]アミノ]ピペリジン−1−イル]−(オキソラン−3−イル)メタノン; N−[4−[5−[(1,1−ジオキソ−1,4−チアジナン−4−イル)メチル]−7−(オキサン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]フェニル]アセトアミド; N−[4−[7−(ジシクロペンチルアミノ)−5−[(1,1−ジオキソ−1,4−チアジナン−4−イル)メチル]−1H−インドール−2−イル]フェニル]アセトアミド; N−[4−[5−[(1,1−ジオキソ−1,4−チアジナン−4−イル)メチル]−7−(オキサン−4−イルメチルアミノ)−1H−インドール−2−イル]フェニル]アセトアミド; N−シクロペンチル−5−[(1,1−ジオキソ−1,4−チアジナン−4−イル)メチル]−2−(4−メトキシフェニル)−1H−インドール−7−アミン; 5−[(1,1−ジオキソ−1,4−チアジナン−4−イル)メチル]−2−(4−メトキシフェニル)−N−(オキサン−4−イル)−1H−インドール−7−アミン; 5−[(1,1−ジオキソ−1,4−チアジナン−4−イル)メチル]−N−(3−メトキシブチル)−2−フェニル−1H−インドール−7−アミン; 5−[(1,1−ジオキソ−1,4−チアジナン−4−イル)メチル]−2−(3−フルオロフェニル)−N−(オキサン−4−イル)−1H−インドール−7−アミン; N−シクロペンチル−5−[(1,1−ジオキソ−1,4−チアジナン−4−イル)メチル]−2−(3−フルオロフェニル)−1H−インドール−7−アミン; 3−ブロモ−5−[(1,1−ジオキソ−1,4−チアジナン−4−イル)メチル]−N−(オキサン−4−イル)−2−フェニル−1H−インドール−7−アミン; 3−ブロモ−5−(モルホリン−4−イルメチル)−N−(オキサン−4−イル)−2−フェニル−1H−インドール−7−アミン; 3−ブロモ−N−シクロペンチル−5−[(1,1−ジオキソ−1,4−チアジナン−4−イル)メチル]−2−フェニル−1H−インドール−7−アミン; 3−ブロモ−5−[(1,1−ジオキソ−1,4−チアジナン−4−イル)メチル]−N−(オキサン−4−イル)−2−フェニル−1H−インドール−7−アミン; 5−クロロ−N−(オキサン−4−イル)−3−フェニル−1H−インドール−7−アミン; 5−クロロ−N−シクロペンチル−3−フェニル−1H−インドール−7−アミン; 5−クロロ−N−(オキサン−4−イルメチル)−3−フェニル−1H−インドール−7−アミン; 5−[(1,1−ジオキソ−1,4−チアジナン−4−イル)メチル]−N−(オキサン−4−イル)−3−フェニル−2−トリメチルシリル−1H−インドール−7−アミン; 4−[[5−クロロ−7−(シクロペンチルアミノ)−2−フェニル−1H−インドール−3−イル]メチル]ピペラジン−2−オン; 4−[[5−クロロ−7−(オキサン−4−イルアミノ)−2−フェニル−1H−インドール−3−イル]メチル]ピペラジン−2−オン; 4−[[5−クロロ−7−(オキサン−4−イルメチルアミノ)−2−フェニル−1H−インドール−3−イル]メチル]ピペラジン−2−オン; N−シクロペンチル−3−(4−メトキシフェニル)−1H−インダゾール−7−アミン; 3−(4−メトキシフェニル)−N−(オキサン−4−イル)−1H−インダゾール−7−アミン; 3−(4−メトキシフェニル)−N−(オキサン−4−イルメチル)−1H−インダゾール−7−アミン;及び 2−(7−シクロペンチルアミノ−2−フェニル−1H−インドール−5−イル)−エタノール。] [0029] この他に、本明細書で使われた用語と略語は特に定義されない限り、その本来の意味を有する。] [0030] また、本発明に係る一般式(1)の化合物は薬剤学的に許容される塩を形成することができる。このような薬剤学的に許容される塩には、薬剤学的に許容されるアニオンを含有する無毒性酸付加塩を形成する酸、例えば、塩酸、硫酸、硝酸、リン酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸などのような無機酸;酒石酸、ギ酸、クエン酸、酢酸、トリクロロ酢酸、トリフルオロ酢酸、グルコン酸、安息香酸、乳酸、フマル酸、マレイン酸、サールリジン酸などのような有機酸;メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸などのようなスルホン酸などにより形成された酸付加塩が含まれる。また、例えば、薬剤学的に許容されるカルボン酸塩には、リチウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどにより形成されたアルカリ金属またはアルカリ土類金属塩;リシン、アルギニン、グアニジンなどのアミノ酸塩;ジシクロヘキシルアミン、N−メチル−D−グルカミン、トリス(ヒドロキシメチル)メチルアミン、ジエタノールアミン、コリン及びトリエチルアミンなどのような有機塩などが含まれる。本発明に係る一般式(1)の化合物は通常的な方法によりその塩に転換されていてもよい。] [0031] 一方、本発明に係る化合物は、不斉炭素中心を有することができるので、RまたはS異性体、ラセミ化合物、ジアステレオマー混合物及び個々のジアステレオマーとして存在してもよく、これらの全ての異性体は本発明の範囲に含まれる。] [0032] また、本発明は一般式(1)の化合物を製造する方法を提供する。以下では本発明に対する理解を助けるために、一般式(1)化合物の製造方法を例示的な反応式に基づいて説明する。しかし、本発明が属する分野における通常の知識を有する者であれば、一般式(1)の構造に基づいて様々な方法により一般式(1)の化合物を製造することができる。このような方法はいずれも本発明の範疇に含まれるものと解釈しなければならない。即ち、本明細書及び/又は先行技術に記載された様々な合成法を任意に組み合わせ、一般式(1)の化合物を製造することができるが、これは本発明の範囲内に属するものである。一般式(1)化合物の製造方法が下記説明されたものに制限されるものではない。] [0033] 一般式(1)の化合物は、下記反応式(1)の方法によって化合物(2)のニトロ基を還元し、アミン化合物(3)を製造し、形成されたアミン基に置換基を導入して製造できる。または、下記反応式(2)〜(8)に記載された方法で化合物(4)のR3、R5、R6、R7置換基を修飾して、一般式(1)の化合物を製造できる。 [反応式1] [式中、aはFe、Zn、またはH2(Pd/C)であり; bはR7−B−CO−W形態のアセチル化剤であり{ここで、R7及びBは一般式(1)で定義したものと同義であり、WはOHまたは離脱基、例えば、クロリド、ブロミド、ヨージド、混合無水物などである}; cはR7−B=O形態のケトンまたはR7−B−CHO形態のアルデヒド化合物、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(NaBH(OAc)3)またはシアノ水素化ホウ素ナトリウム(NaBH3CN)であり; R3は一般式(1)で定義したものと同義であり、 R11はA−R2またはCO2R12を表し(ここで、A及びR2は一般式(1)で定義したものと同義であり、R12はC1−C6−アルキルを表す); R4は一般式(1)で定義したものと同義であり、 R1は一般式(1)で定義したものと同義である。]] [0034] 化合物(2)は下記反応式(2)〜(8)に記載された方法で製造できる。] [0035] 化合物(3)は化合物(2)を還元して製造できる。還元反応は酸触媒と金属を用いるか、または水素ガス存在下で金属触媒を用いて遂行できる。] [0036] 酸触媒と金属を用いる還元反応で使用しうる酸は、例えば、塩酸、硫酸、硝酸、リン酸などのような無機酸、酢酸、トリフルオロ酢酸などのような有機カルボン酸、塩化アンモニウムのようなアミン酸塩、好ましくは塩酸、酢酸または塩化アンモニウム等である。酸の使用量は化合物(2)1当量に対して、通常0.01〜10当量、好ましくは0.1〜5当量である。使用しうる金属は、例えば、鉄、亜鉛、リチウム、ナトリウム、スズ(通例的に、塩化スズ)などであり、特に好ましくは鉄、亜鉛、塩化スズ等である。金属の使用量は、化合物(2)1当量に対して、通常1〜20当量、好ましくは1〜10当量である。酸触媒存在下の金属反応は不活性溶媒中で遂行できる。不活性溶媒は、例えば、メタノール、エタノールなどのアルキルアルコール、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルなどのエーテル、酢酸エチルのようなアルキルエステルなどであり、好ましくはメタノール、エタノール、テトラヒドロフラン、酢酸エチル等である。反応温度は通常−10〜200℃、好ましくは25〜120℃であり、反応時間は通常10分〜60時間、好ましくは10分〜12時間である。] [0037] 水素ガス存在下に金属触媒を利用する還元反応で使用しうる金属触媒は、パラジウム、ニッケル、プラチナ、ルテニウム、ロジウムなどであり、特に好ましくはパラジウム、ニッケル等である。金属触媒の使用量は化合物(2)1当量に対して、通常0.001〜2当量、好ましくは0.01〜1当量である。水素ガスの圧力は通常1〜10気圧、好ましくは1〜3気圧である。反応は不活性溶媒、例えば、メタノール、エタノールなどのアルキルアルコール、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルなどのエーテル、メチルアセテート、酢酸エチルなどのアルキルアセテートなど、好ましくはメタノール、エタノール、酢酸エチルなどで遂行できる。金属触媒を用いた反応の温度は通常−10〜200℃、好ましくは25〜50℃であり、反応時間は通常10分〜60時間、好ましくは10分〜12時間である。] [0038] 化合物(4)は化合物(3)のアシル化反応または還元性アルキル化反応を介して製造できる。] [0039] 化合物(3)のアミン基に対するアシル化反応は、塩基存在下にアセチル化剤を用いて遂行できる。使用しうる塩基はトリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピリジン、N−メチルモルホリンなどのような有機塩基である。塩基の使用量は化合物(3)1当量に対して、通常1〜10当量、好ましくは1〜5当量である。アセチル化剤使用量は化合物(3)1当量に対して、通常1〜10当量、好ましくは1〜3当量である。反応は不活性溶媒、例えば、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルなどのエーテル、ジクロロメタン、クロロホルムなどのクロロアルカンなど、好ましくはジクロロメタン、クロロホルムなどで遂行できる。反応温度は通常−10〜100℃、好ましくは−10〜50℃であり、反応時間は通常10分〜60時間、好ましくは10分〜12時間である。] [0040] 化合物(3)のアミン基に対する還元性アルキル化は、還元剤を用いてアルデヒドまたはケトンとの反応を介して遂行でき、必要に応じて酸触媒を用いていてもよい。アルデヒドまたはケトンの量は化合物(3)1当量に対して、通常1〜10当量、好ましくは1〜3当量である。使用しうる還元剤は水素化ホウ素ナトリウム、シアノ水素化ホウ素ナトリウム、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム等である。還元剤使用量は化合物(3)1当量に対して、通常1〜10当量、好ましくは1〜3当量である。使用しうる酸触媒は、例えば、塩酸、硫酸、硝酸、リン酸などのような無機酸、酢酸、トリフルオロ酢酸などのような有機カルボン酸、塩化アンモニウムのようなアミン酸塩などであり、特に好ましくは塩酸、酢酸等である。酸の使用量は化合物(3)1当量に対して、通常0.1〜10当量、好ましくは1〜5当量である。反応は不活性溶媒、例えば、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルなどのエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、ジクロロエタンなどのようなクロロアルカン、好ましくはジクロロエタン、クロロホルムなどで遂行できる。反応温度は通常−10〜100℃、好ましくは−10〜50℃であり、反応時間は通常10分〜60時間、好ましくは10分〜12時間である。] [0041] 本発明に係る化合物(2)は、下記反応式(2)〜(8)に具体的に例示した方法により製造できる。 [反応式2] [式中、aは金属ヒドロキシド(例えば、NaOH、LiOH)であり; bはカップリング剤(例えば、EDC、CDI、BOP−Cl)であり; cはPCl5またはTf2OとPh3POであり; dは金属触媒(例えば、Pd/C、MnO2等)またはBrCCl3などであり; eは還元剤(例えば、NaBH4、LiAlH4)であり; fはI2またはMsClであり; gは化合物(13)であり、 R2は一般式(1)で定義したものと同義であり; R4は反応式(1)で定義したものと同義であり; R12はC1−C6−アルキルを表し; R13はNO2またはR1を表し; R14はp−MeOBnまたはPh3Cを表し; Qが窒素のとき、R15及びR16はそれぞれ独立して、H、C1−C6−アルキル、6〜12員アリールまたは5〜12員ヘテロアリールを表し;またはR15及びR16が互いに連結され、3〜10員を形成してもよく; Qが酸素または硫黄のとき、R15はH、C1−C6−アルキル、6〜12員アリールまたは5〜12員ヘテロアリールを表し、R16は存在しなく; Wは離脱基、例えば、クロリド、ブロミド、ヨージドなどのハロゲンまたはメタンスルホニル、p−トルエンスルホニルなどのスルホニルである。]] [0042] 化合物(5)は反応式(7)または(8)に記載された方法で製造できる。] [0043] 化合物(6)は塩基を使用した化合物(5)の加水分解反応を介して製造できる。使用しうる塩基は水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、金属ビカーボネート、または金属カーボネート等である。塩基の使用量は化合物(5)1当量に対して、通常1〜10当量、好ましくは1〜5当量である。加水分解反応は不活性溶媒、例えば、メタノール、エタノールなどのアルキルアルコール、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルなどのエーテルなどで遂行できる。反応温度は通常−10〜200℃、好ましくは25〜120℃であり、反応時間は通常10分〜60時間、好ましくは10分〜12時間である。] [0044] 化合物(7)は下記反応式(9)に記載された方法で製造できる。] [0045] 化合物(8)は化合物(6)のカルボン酸と化合物(7)のアミン基のカップリング反応を介して製造できる。カップリング反応に使用しうる公知カップリング剤は、ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド(EDC)、1,1’−ジカルボニルジイミダゾール(CDI)などのカルボジイミド類を1−ヒドロキシ−ベンゾトリアゾール(HOBT)または1−ヒドロキシ−7−アザベンゾトリアゾール(HOAT)と混合された状態で用いるか、またはビス−(2−オキソ−3−オキサゾリジニル)−ホスフィン酸クロリド(BOP−Cl)、ジフェニルホスホリルアジド(DPPA),N−[ジメチルアミノ−1H−1,2,3−トリアゾール[4,5−b]−ピリジン−1−イルメチレン]−N−メチルメタンアミニウム(HATU)などが用いられるが、これらに制限されるものではない。カップリング剤の使用量は化合物(6)1当量に対して、通常1〜10当量、好ましくは1〜3当量である。用いられるHOBTまたはHOATの使用量は化合物(5)1当量に対して、通常1〜10当量、好ましくは1〜3当量である。アミンの塩酸塩をカップリング反応に使用する時は、塩基を用いて酸を除去しなければならない。この時使われる塩基は、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミンのような有機塩基である。塩基の使用量は化合物(7)1当量に対して、通常1〜10当量、好ましくは1〜3当量である。カップリング反応は不活性溶媒のテトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、N,N−ジメチルホルムアミドなどで遂行できる。反応温度は通常−10〜200℃、好ましくは25〜120℃であり、反応時間は通常10分〜60時間、好ましくは10分〜12時間である。] [0046] 化合物(9)は化合物(8)を文献[Journal of Organic Chemistry, 68(24), 2003, 9506-9509; Tetrahedron, 55(34), 1999, 10271-10282, etc.]に記載された方法で環化反応して製造できる。] [0047] R14がp−メトキシベンジル(p−MeOBn)基のとき、五塩化リン(PCl5)を用いてジクロロメタン溶媒で環化反応を行う。PCl5の使用量は化合物(8)1当量に対して、通常1〜10当量、好ましくは1〜3当量である。反応温度は通常−10〜50℃、好ましくは0〜25℃であり、反応時間は通常10分〜60時間、好ましくは10分〜12時間である。] [0048] R14がトリフェニルメチル(Ph3C)基のとき、トリフルオロメタンスルホン酸−無水物(Tf2O)とトリフェニルホスフィンオキシド(Ph3PO)を用いてジクロロメタン溶媒で環化反応を行う。使用量は化合物(8)1当量に対して、それぞれ通常1〜10当量、好ましくは1〜3当量である。反応温度は通常−10〜50℃、好ましくは0〜25℃であり、反応時間は通常10分〜60時間、好ましくは10分〜12時間である。] [0049] 化合物(10)は化合物(9)に脱水素化試薬または金属触媒を用いるか、または塩基を用いた順次的な離脱基の導入と除去方法を通して製造できる。] [0050] 脱水素化試薬は硫黄、セレニウム、様々な種類のキノン{例えば、2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノ−ベンゾキノン(DDQ)}などであり、脱水素化金属触媒はパラジウム(通例的に、Pd/C)、プラチナ、ニッケル(通例的に、NiO2)、マンガン(通例的に、MnO2)等である。脱水素化試薬の使用量は化合物(9)1当量に対して、通常1〜20当量、好ましくは1〜5当量である。脱水素化金属触媒の使用量は化合物(9)1当量に対して、通常0.001〜10当量、好ましくは0.1〜1当量である。用いられる溶媒はベンゼン、トルエン、デカリン、キノリン等である。反応温度は通常25〜400℃、好ましくは25〜200℃であり、反応時間は通常10分〜60時間、好ましくは10分〜12時間である。] [0051] 離脱基導入に用いられる試薬には、臭化銅(II)(CuBR2)、ブロモトリクロロメタン(BrCCl3)、N−ブロモスクシミド(NBS)などであり、使用量は化合物(9)1当量に対して、通常1〜10当量、好ましくは1〜5当量である。用いられる塩基は、例えば、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどの無機塩基、トリエチルアミン、ピリジン、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン(DBU)などの有機塩基であり、特に好ましくは炭酸ナトリウム、DBU等である。塩基の使用量は化合物(9)1当量に対して、通常0〜10当量、好ましくは0〜3当量である。用いられる溶媒は不活性溶媒、例えば、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルなどのエーテル、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルムなどのクロロアルカンなど、好ましくはジクロロメタン、クロロホルム等である。反応温度は通常−10〜200℃、好ましくは0〜100℃であり、反応時間は通常10分〜60時間、好ましくは10分〜12時間である。] [0052] 化合物(11)は化合物(6)、(15)、(16)の合成方法を使用して化合物(10)の加水分解反応、還元反応、アミンと酸のカップリング反応、アミンの置換反応などを介して製造できる。] [0053] 化合物(12)は化合物(6)の合成方法を使用して化合物(9)の加水分解反応を介して製造できる。] [0054] 化合物(14)は化合物(8)の合成方法を使用して化合物(12)のカルボン酸と化合物(13)のカップリング反応を介して製造できる。] [0055] 化合物(15)は化合物(9)のエステル基をアルコール基に修飾し、離脱基Xを導入して製造できる。] [0056] エステル基をアルコール基に還元させるために使用する還元剤は、例えば、水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素リチウム、ボラン、水素化アルミニウムリチウム、水素化ジイソブチルアルミニウム(DIBAL−H)等である。還元剤使用量は化合物(9)1当量に対して、通常1〜10当量、好ましくは1〜3当量である。反応は不活性溶媒、例えば、メタノール、エタノールなどのアルコール、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルなどのエーテルなど、好ましくはテトラヒドロフラン、エーテルなどで遂行できる。反応温度は通常−78〜100℃、好ましくは−10〜50℃であり、反応時間は通常10分〜60時間、好ましくは10分〜12時間である。] [0057] アルコール基に離脱基を導入する方法は、ハロゲン化またはスルホニル化反応等である。ハロゲン化反応はヨウ素、臭素、N−ヨードスクシミド(NIS)、N−ブロモスクシミド(NBS)、四塩化炭素(CCl4)、四臭化炭素(CBR4)などの試薬を使用してイミダゾール、ジメチルアミノピリジン(DMAP)などの塩基とトリフェニルホスフィン(Ph3P)、トリブチルホスフィン(Bu3P)などのホスフィン存在下で遂行できる。用いられるハロゲン化剤、塩基、ホスフィン化合物はそれぞれ化合物(9)1当量に対して、通常1〜10当量、好ましくは1〜3当量である。反応は不活性溶媒、例えば、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルなどのエーテル、ジクロロメタン、クロロホルム、アセトニトリルなどで遂行する。反応温度は通常−10〜200℃、好ましくは0〜50℃であり、反応時間は通常10分〜60時間、好ましくは10分〜12時間である。] [0058] スルホニル化反応はピリジン、トリエチルアミンなどの有機塩基下で塩化メタンスルホニル、p−トルエンスルホニルクロリドなどの試薬を使用して遂行できる。スルホニル化剤と塩基の使用量はそれぞれ化合物(9)1当量に対して通常1〜10当量、好ましくは1〜5当量である。反応は不活性溶媒、例えば、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルなどのエーテル、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルムなどのクロロアルカンなど、好ましくはジクロロメタン、ジクロロエタンなどで遂行できる。反応温度は通常−10〜200℃、好ましくは0〜50℃であり、反応時間は通常10分〜60時間、好ましくは10分〜12時間である。] [0059] 化合物(16)は塩基を使用して化合物(13)と化合物(15)のカップリング反応を介して製造できる。塩基は、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウムなどの無機塩基、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ−7−エン(DBU)などの有機塩基、好ましくは炭酸カリウム、炭酸セシウム、DBUなどが挙げられる。塩基の使用量は化合物(13)1当量に対して通常1〜10当量、好ましくは1〜5当量である。反応は不活性溶媒、例えば、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルなどのエーテル、アセトニトリル、プロピオニトリルなどのアルキルニトリル、N,N−ジメチルホルムアミドなどのアミド、好ましくはテトラヒドロフラン、アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミドなどで遂行できる。反応温度は通常−10〜200℃、好ましくは25〜120℃であり、反応時間は通常10分〜60時間、好ましくは10分〜12時間である。 [反応式3] [式中、aはカップリング剤(例えば、EDC、CDI、BOP−Cl)であり; bはPCl5またはTf2OとPh3POであり; cは金属ヒドロキシド(例えば、NaOH、LiOH)であり; dはI2またはMsClであり; eは化合物(13)であり; R4は反応式(1)で定義したものと同義であり; R12、R13、R14、R15、R16及びQは反応式(2)で定義したものと同義である。]] [0060] 化合物(17)は反応式(10)に記載された方法で製造できる。] [0061] 化合物(18)は反応式(2)の化合物(8)の合成方法によって化合物(6)と化合物(17)を使用して製造できる。] [0062] 化合物(19)は反応式(2)の化合物(9)の合成方法によって化合物(18)を使用して製造できる。] [0063] 化合物(20)は反応式(2)の化合物(6)の合成方法によって化合物(19)を使用して製造できる。] [0064] 化合物(21)は反応式(2)の化合物(16)の合成方法によって化合物(20)を使用して製造できる。 [反応式4] [式中、aはSOCl2または(COCl)2;及びNH4OH水溶液であり; bはローソン(Lawesson)試薬であり; cは化合物(23)であり; R2は一般式(1)で定義したものと同義であり; R4は反応式(1)で定義したものと同義であり; R13は反応式(2)で定義したものと同義であり; Wは離脱基であり、例えば、クロリド、ブロミド、ヨージドなどのようなハロゲンであるか、またはメタンスルホニル、p−トルエンスルホニルのようなスルホニル等である。]] [0065] 化合物(22)は化合物(6)のカルボン酸をアミドに修飾した後、ローソン試薬を利用してチオアミドに変化させて製造できる。] [0066] 化合物(6)のカルボン酸をアミドに修飾する方法は、塩化チオニル(SOCl2)または塩化オキサリル{(COCl)2}を利用して酸塩化物をつくった後、アンモニア水と反応させるものである。用いられる塩素化試薬の使用量は、化合物(6)1当量に対して通常1〜10当量、好ましくは1〜5当量である。アンモニア水の使用量は通常1〜5当量である。反応は不活性溶媒のジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルムなどで遂行する。反応温度は通常−10〜200℃、好ましくは−10〜100℃であり、反応時間は通常10分〜60時間、好ましくは10分〜12時間である。] [0067] チオアミド基はアミドをローソン試薬と反応させて製造してもよい。ローソン試薬の使用量は化合物(6)1当量に対して通常1〜10当量、好ましくは1〜5当量である。反応は不活性溶媒、例えば、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルなどのエーテル、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルムなどのクロロアルカン、ベンゼン、トルエンなどの芳香族炭化水素など、好ましくはテトラヒドロフラン、トルエンなどで遂行できる。反応温度は通常−25〜200℃、好ましくは25〜150℃であり、反応時間は通常10分〜60時間、好ましくは10分〜12時間である。] [0068] 化合物(23)は商業的に入手可能な化合物であるか、またはWO1999/02501に記載されたものと同じ公知方法を通して製造できる。] [0069] 化合物(24)は化合物(22)と化合物(23)のカップリング反応により製造でき、この時必要に応じて、塩基を使用することができる。塩基は、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウムなどの無機塩基、ジイソプロピルエチルアミン、DBUなどの有機塩基、特に好ましくは炭酸カリウム、炭酸セシウムなどが挙げられる。塩基の使用量は化合物(22)1当量に対して通常0〜10当量、好ましくは0〜5当量である。反応は不活性溶媒、例えば、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルなどのエーテル、アセトニトリル、プロピオニトリルなどのアルキルニトリル、N,N−ジメチルホルムアミドのようなアミド、好ましくはテトラヒドロフラン、N,N−ジメチルホルムアミドなどで遂行できる。反応温度は通常−10〜200℃、反応時間は通常10分〜60時間、好ましくは10分〜12時間である。 [反応式5] [式中、aはアミン化合物(25)、カップリング剤(例えば、EDC、CDI、BOP−Cl)であり; bはローソン(Lawesson)試薬であり; cは塩基(例えば、K2CO3、Cs2CO3)であり; R2は一般式(1)で定義したものと同義であり; R4は反応式(1)で定義したものと同義であり; R13は反応式(2)で定義したものと同義であり; Wは離脱基、例えば、クロリド、ブロミド、ヨージドなどのハロゲンであるか、またはメタンスルホニル、p−トルエンスルホニルなどのようなスルホニル等である。]] [0070] 化合物(25)は商業的に入手可能な化合物であるか、または文献[Tetrahydron Letters, 28(48), 6068-6072, 1987; or Organic Process Research & Development 10(3), 472-480, 2006]に公知された方法を通して製造できる。] [0071] 化合物(26)はアミド合成とローソン試薬を用いたチオアミド合成を順次に遂行して製造できる。化合物(6)と化合物(25)の結合を通したアミド合成は、反応式(2)のアミド化合物(8)をつくる方法を使用して遂行でき、チオアミド化合物(26)の合成は反応式(4)の化合物(22)をつくる方法を使用して遂行できる。] [0072] 化合物(27)は塩基を使用して化合物(26)の環化反応を通して製造できる。用いられる塩基は炭酸カリウム、炭酸セシウム、ジイソプロピルエチルアミン、DBU等である。塩基の使用量は化合物(26)1当量に対して通常1〜10当量、好ましくは1〜5当量である。反応は不活性溶媒、例えば、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルなどのエーテル、アセトニトリル、プロピオニトリルなどのアルキルニトリル、N,N−ジメチルホルムアミドなどのアミド、好ましくはテトラヒドロフラン、アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミドなどで遂行できる。反応温度は通常−10〜200℃、好ましくは25〜120℃であり、反応時間は通常10分〜60時間、好ましくは10分〜12時間である。 [反応式6] [式中、aはH2NNH2であり; bは化合物(29)であり; cはカップリング剤(例えば、CDI、BOP−Cl)及び化合物(31)であり; R2は一般式(1)で定義したものと同義であり; R4は反応式(2)で定義したものと同義であり; R12及びR13は反応式(2)で定義したものと同義である。]] [0073] 化合物(28)は化合物(5)とヒドラジンの反応を通して製造できる。ヒドラジンの使用量は化合物(5)1当量に対して通常1〜10当量、好ましくは1〜5当量である。反応は不活性溶媒のテトラヒドロフラン、メタノール、エタノールなどで遂行できる。反応温度は通常−10〜200℃、好ましくは25〜120℃であり、反応時間は通常10分〜60時間、好ましくは10分〜12時間である。] [0074] 化合物(29)は商業的に入手可能な化合物を使用する。] [0075] 化合物(30)は化合物(28)と化合物(29)のカップリング反応を通して製造できる。必要に応じて、酸触媒を使用することができる。化合物(29)の使用量は化合物(28)1当量に対して通常1〜10当量、好ましくは1〜5当量である。用いられる酸触媒は、例えば、塩酸、硫酸、硝酸、リン酸などの無機酸、酢酸、トリフルオロ酢酸などの有機カルボン酸、塩化アンモニウムなどのアミン酸塩、塩化アルミニウムなどのルイス酸などから選択してもよい。酸の使用量は化合物(29)1当量に対して通常0.001〜5当量、好ましくは0.01〜1当量である。反応は不活性溶媒、例えば、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルなどのエーテル、ベンゼン、トルエンなどの芳香族炭化水素、シクロヘキサン、ヘキサンなどの飽和炭化水素、N,N−ジメチルアミドなどのアミドで遂行してもよい。反応温度は通常−10〜200℃、好ましくは25〜120℃であり、反応時間は通常10分〜60時間、好ましくは10分〜12時間である。] [0076] 化合物(31)は商業的に入手可能な化合物であるか、またはUS2004/0019215に公知された方法を通して製造できる。] [0077] 化合物(32)は化合物(6)と化合物(31)のカップリング反応と脱水化反応を順次に遂行して製造できる。] [0078] カップリング反応に使われるカップリング剤の使用量は化合物(6)1当量に対して通常1〜10当量、好ましくは1〜3当量である。反応は不活性溶媒のテトラヒドロフラン、N,N−ジメチルアミドで遂行できる。反応温度は通常−10〜200℃、好ましくは0〜50℃であり、反応時間は通常10分〜60時間、好ましくは10分〜12時間である。] [0079] カップリング反応後に遂行される脱水化反応は任意に酸触媒を使用して遂行できる。化合物(30)の製造について記載された方法によって遂行できる。 [反応式7] [式中、aはナトリウムニトラート(NaNO2);塩化スズ(SnCl2)であり; bはケトン化合物(38)、塩基(例えば、NaOAc)であり; cは酸(例えば、ポリリン酸PPA)であり; dはNaNO2であり; eは化合物(42)、塩基(例えば、NaOH)であり; R3は一般式(1)で定義したものと同義であり; R11、R4及びR12は反応式(1)で定義したものと同義であり; R13は反応式(2)で定義したものと同義である。]] [0080] 化合物(36)は購買可能な化合物であるか、または文献[Heterocycles, 68(11), 285-99, 2006, or Bioorganic & Medicinal Chemistry Letters, 14(19), 903-4906, 2004]公知の方法で製造できる。] [0081] 化合物(37)は購買可能な化合物であるか、または文献[Journal of the America Chemical Society, 198(48), 15374-75, 2006]公知の方法を使用して化合物(36)のアミン基をヒドラジン基に修飾して製造できる。] [0082] ヒドラジン化合物(37)は塩酸存在下でアミン基とNaNO2を反応させてつくったジアゾニウム塩(41)を分離せずに、SnCl2を使用して還元して製造できる。用いられるNaNO2の量は化合物(36)1当量に対して通常1〜10当量、好ましくは2〜5当量である。SnCl2の使用量は化合物(36)1当量に対して通常1〜10当量、好ましくは2〜5当量である。反応は1〜12N塩酸水溶液、好ましくは4〜8N塩酸水溶液で遂行する。反応温度は−10〜50℃であり、反応時間は通常10分〜60時間、好ましくは10分〜6時間である。] [0083] 化合物(38)は商業的に入手可能な化合物を使用する。] [0084] ヒドラゾン化合物(39)は化合物(37)とケトン化合物(38)のカップリング反応を通して製造できる。化合物(37)が中性形態のとき、塩基を使用しなく、酸性塩形態のとき中性形態をつくるために塩基を使用しなければならない。塩基は、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化リチウムなどの金属ヒドロキシド、重炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどの金属カーボネート、酢酸ナトリウムなどの金属アセテート、トリエチルアミン、ピリジンなどの有機塩基などを使用することができ、好ましくは酢酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム等である。塩基の使用量は化合物(37)1当量に対して通常1〜5当量、好ましくは1〜2当量である。反応は不活性溶媒のテトラヒドロフラン、メタノール、エタノールなどで遂行できる。反応温度は−10〜100℃であり、反応時間は通常10分〜60時間、好ましくは10分〜12時間である。] [0085] 化合物(39)は文献[Organic Process Research & Development, 2, 1988, 214-220]に記載されているJapp-Klingemann rearrangement方法を使用して塩基存在下でジアゾニウム塩(41)と化合物(42)を反応して製造することができる。ジアゾニウム塩(41)の製造に使われる塩酸の使用量は化合物(36)1当量に対して通常1〜10当量、好ましくは2〜4当量である。化合物(41)と(42)の反応に使われる塩基は水酸化ナトリウムであり、使用量は化合物(42)1当量に対して通常1〜20当量、好ましくは1〜10当量である。50%エタノール水溶液を溶媒として使用し、反応温度は−10〜50℃である。反応時間は通常10分〜60時間、好ましくは10分〜12時間である。] [0086] 化合物(40)は酸触媒と化合物(39)を使用して製造できる。合成に使われる酸はポリリン酸、塩酸、p-トルエンスルホン酸、硫酸、酢酸などであり、好ましくはポリリン酸である。] [0087] ポリリン酸だけを使用してもよく、ベンゼン、トルエンなどの芳香族炭化水素と混合して使用してもよい。反応温度は25〜150℃であり、反応時間は通常5分〜60時間、好ましくは5分〜12時間である。] [0088] 化合物(42)は商業的に入手可能な化合物であるかまたは文献[WO 2007040289, WO 200601079 又は Organic Letters 9(3), 397-400, 2007]公知方法を通し製造できる。 [反応式8] [式中、aはI2であり; bは化合物(44)、Pd、Cu(I)、Bu4NI、塩基(例えば、Et3N、Et2NH)であり; cは金属触媒{例えば、Pd(II)またはCu(I)}または塩基(例えば、KHまたはKOBut)であり; dはトリメチルシリルアセチレンまたは2−メチル−3−ブチン−2−オール、Pd、Cu(I)、塩基(例えば、Et3N、Et2NH)であり; eはテトラブチルアンモニウムフルオリド(Bu4NF)またはNaOHであり; fは化合物(48)、Pd(II)、Cu(I)、塩基(例えば、Et3N,Et2NH)であり; gはトリフルオロ無水酢酸[(CF3CO)2O]であり; R11及びR4は反応式(1)で定義したものと同義であり; R13は反応式(2)で定義したものと同義である。]] [0089] 化合物(36)は購買可能な化合物であるか、または文献[Heterocycles, 68(11), 285-99, 2006, or Bioorganic & Medicinal Chemistry Letters, 14(19), 903-4906, 2004]公知の方法で製造できる。] [0090] 化合物(43)は化合物(36)のヨウ化反応で製造できる。ヨウ化反応に使われるヨウ化剤はヨウ素、一臭化ヨウ素、一塩化ヨウ素から選択されていてもよく、銀イオン、例えば、硝酸銀(AgNO3)、炭酸銀(AgCO3)、硫酸銀(Ag2SO4)などを共に使用することができる。ヨウ化剤の使用量は化合物(36)1当量に対して通常1〜10当量、好ましくは1〜3当量である。銀イオンの使用量は0〜10当量、好ましくは0〜3当量である。反応は不活性溶媒、例えば、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルなどのエーテル、メタノール、エタノールなどのアルキルアルコール、アセトニトリル、プロピオニトリルなどのアルキルニトリル、酢酸などの有機酸などで遂行できる。反応温度は通常−10〜200℃、好ましくは0〜50℃であり、反応時間は通常10分〜60時間、好ましくは10分〜12時間である。] [0091] 化合物(44)は商業的に入手可能な化合物であるか、または文献[Synthesis, 59-61, 2004 or Bioorganic & Medicinal Chemistry Letters, 13, 197-209, 2003]公知の方法または化合物(47)の合成法等で製造できる。] [0092] 化合物(45)は文献[Tetrahedron, 59, 2003, 1571-1587]公知の方法によって化合物(43)のヨウ素基と化合物(44)のアセチレン基を結合して製造できる。] [0093] カップリング反応はPd(0)またはPd(II)触媒{例えば、Pd(Ph3P)4、PdCl2(Ph3P)2}、Cu(I)触媒(例えば、CuI)及び塩基(例えば、トリエチルアミン、ジエチルアミン等)を利用して遂行できる。用いられるPd触媒の量は化合物(43)1当量に対して通常0.001〜5当量、好ましくは0.01〜1当量である。用いられるCu(I)触媒の量は化合物(43)1当量に対して通常0.001〜5当量、好ましくは0.01〜1当量である。用いられる塩基の量は化合物(43)1当量に対して通常1〜10当量、好ましくは1〜5当量である。反応は不活性溶媒、例えば、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルなどのエーテル、ベンゼン、トルエンなどの芳香族炭化水素、N,N−ジメチルホルムアミドなどで遂行できる。反応温度は通常−10〜200℃、好ましくは25〜120℃であり、反応時間は通常10分〜60時間、好ましくは10分〜12時間である。] [0094] 化合物(46)は文献[JP 2001/233855; Tetrahedron, 59, 2003, 1571-1587; Tetrahedron Letters, 47(36), 2006, 6485-6388; or Heterocycles, 64, 2004, 475-482, etc.]公知方法によって化合物(45)の環化反応を通して製造できる。環化反応は塩基、Cu(I)、Pd(II)などを使用して遂行できる。使用しうる塩基は水素化カリウム(KH)、カリウムt−ブトキシド(KOBut)などであり、使用量は化合物(45)1当量に対して1〜10当量、好ましくは1〜2当量である。使用しうるCu(I)とPd(II)の量は化合物(45)1当量に対してそれぞれ0.001〜5当量、好ましくは0.01〜1当量である。反応は不活性溶媒、例えば、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルなどのエーテル、ベンゼン、トルエンなどの芳香族炭化水素、アセトニトリル、プロピオニトリルなどのアルキルニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチル−ピロリジノン(NMP)などで遂行できる。好ましい溶媒は塩基を使用する場合にはNMPであり、Cu(I)またはPd(II)を使用する場合には、アセトニトリル、トルエン、N,N−ジメチルホルムアミド等である。反応温度は通常−10〜200℃、好ましくは0〜120℃であり、反応時間は通常10分〜60時間、好ましくは10分〜12時間である。] [0095] また、化合物(46)は文献[Tetrahedron, 60, 2006, 10983-10992]公知方法によって化合物(43)のアミン基をトリフルオロアセトアミド基に変化した後、Pd(II)を用いた環化反応を通して製造できる。] [0096] 化合物(47)は文献[Journal of Organic Chemistry, 71, 2006, 167-175]公知方法によってPd(II)、Cu(I)と塩基存在下で化合物(43)とアセチレンのカップリング反応を通して製造できる。用いられるアセチレンはトリメチルシリルアセチレンまたは2−メチル−3−ブチン−2−オールであり、使用量は化合物(43)1当量に対して1〜10当量、好ましくは1〜3当量である。Cu(I)とPd(II)の使用量は化合物(46)1当量に対してそれぞれ0.001〜5当量、好ましくは0.01〜1当量である。用いられる塩基はジエチルアミン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミンなどであり、使用量は化合物(43)1当量に対して1〜10当量、好ましくは1〜5当量である。反応は不活性溶媒のテトラヒドロフラン、ジエチルエーテルなどのエーテル、ベンゼン、トルエンなどの芳香族炭化水素などで遂行できる。反応温度は通常−10〜200℃、好ましくは0〜120℃であり、反応時間は通常10分〜60時間、好ましくは10分〜12時間である。] [0097] 化合物(48)は購買可能な化合物であるか、または文献[Journal of Organic Chemistry, 70, 2005, 6519-6522 or Tetrahedron, 60(48), 2004, 10983-10992 ]公知方法を使用して製造できる。] [0098] 本発明に係る化合物(7)は下記反応式(9)に具体的に例示した方法により製造できる。] [0099] 反応式(9)で、化合物(50)、(52)、(54)が化合物(7)に相応する化合物である。 [反応式9] [式中、aはp−メトキシベンジルクロリド(PMBCl)またはトリフェニルメチルクロリド(TrCl)、塩基(例えば、NaOH)であり; bはアルキルアルコール(例えば、メタノール、エタノール)、塩化アセチルまたは塩化チオニルであり; cはジ−t−ブチルオキシ−ジカルボニル(Boc2O)、塩基(例えば、NaOH、K2CO3)であり; dはアルキルクロロホルメート(例えば、EtOCOCl)、塩基(例えば、N−メチルモルホリン)であり; eはジアゾメタン(CH2N2)、塩基(例えば、KOH)であり; fは銀イオン(例えば、安息香酸銀)であり; gは酸であり; hはMsCl、Et3Nであり; iはp−メトキシベンジルチオール(PMBSH)、NaHであり; R12はC1−C6−アルキルを表し; R14はp−MeOBnまたはPh3Cを表す。]] [0100] 化合物(49)は、塩基存在下でシステインのチオール基をp−メトキシベンジルクロリド(PMBCl)またはトリフェニルメチルクロリド(TrCl)で保護することにより製造できる。] [0101] チオールの保護に使われるPMBClまたはTrClの使用量は、システイン1当量に対して1〜5当量、好ましくは1〜2当量である。用いられる塩基は水酸化ナトリウム、炭酸カリウムなどであり、使用量はシステイン1当量に対して1〜5当量、好ましくは1〜2当量である。反応は不活性溶媒のテトラヒドロフラン、メタノール、エタノール、水などで遂行できる。反応温度は通常−10〜200℃、好ましくは0〜50℃であり、反応時間は通常10分〜60時間、好ましくは10分〜12時間である。] [0102] 化合物(51)は化合物(49)のアミン基をBOC基で保護することにより製造できる。] [0103] アミンの保護に使われるBoc2Oの使用量はシステイン1当量に対して1〜5当量、好ましくは1〜2当量である。用いられる塩基は、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化リチウムなどのヒドロキシド、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウムなどのカーボネート、ジイソプロピルエチルアミン、トリエチルアミンなどの有機塩基であり、特に好ましくは炭酸カリウム、トリエチルアミン等である。反応は不活性溶媒のテトラヒドロフラン、メタノール、エタノール、水などで遂行できる。反応温度は通常−10〜200℃、好ましくは0〜50℃であり、反応時間は通常10分〜60時間、好ましくは10分〜12時間である。] [0104] 化合物(50)は化合物(49)のカルボキシル基をエステル化して製造できる。エステル化反応はアルキルアルコール溶媒で、塩化アセチルまたは塩化チオニルを使用して遂行できる。用いられる塩化アセチルまたは塩化チオニルの量は化合物(49)1当量に対して1〜10当量、好ましくは1〜5当量である。反応温度は通常25〜200℃、好ましくは25〜100℃であり、反応時間は通常10分〜60時間、好ましくは10分〜12時間である。] [0105] 化合物(52)は文献[Helvetica Chimica Acta, 87, 2004, 3131-3159]公知方法で製造できる。] [0106] 化合物(51)1当量を室温のテトラヒドロフラン溶媒で1〜2当量の塩基{例えば、N−メチルモルホリン(NMM)、トリエチルアミン等}存在下に、1〜2当量のエチルクロロホルメート(EtOCOCl)またはイソブチルクロロホルメート(iBuOCOCl)と反応して無水物化合物を製造する。製造された無水物化合物を0℃のジエチルエーテル溶媒で、1〜5当量のジアゾメタン及び1〜5当量の水酸化カリウム水溶液と反応させた後、室温で光を遮断した状態でAgイオン(例えば、トリフルオロ酢酸銀(CF3CO2Ag)、安息香酸銀等)及び1〜10当量のアルキルアルコール(例えば、メタノール、エタノール等)と反応させると、アルキルエステルが製造される。] [0107] 製造された化合物のBOC保護基を室温のジオキサンまたはテトラヒドロフラン、ジクロロメタンなどの溶媒で、酸(例えば、塩酸、トリフルオロ酢酸)と反応して脱保護すると、化合物(52)を製造できる。] [0108] 化合物(53)はグルタミン酸またはアスパラギン酸を出発物質として、文献[Synlett, 15, 2005, 2397-2399 or Journal of Organic Chemistry, 66(5), 2001, 1919-1923]公知方法で製造できる。] [0109] 化合物(54)は反応式(3)の化合物(21)をつくる方法で化合物(53)のアルコール基を離脱基に変化させ、p−メトキシベンジルチオール(PMBSH)と反応させて製造できる。] [0110] 化合物(53)を0℃のジクロロメタン溶媒で、1〜5当量のトリエチルアミン、1〜3当量のMsClと反応させてスルホネート化合物を製造する。DMF溶液で、2〜5当量のNaHと2〜5当量のPMBSHを加えてつくったPMBSNa溶液にスルホネート化合物を加え、25〜100℃で反応させると、化合物(54)を製造できる。] [0111] 本発明に係る化合物(17)は下記反応式(10)に具体的に例示した方法により製造できる。 [反応式10] [式中、aはBoc2Oであり; bは還元剤(例えば、NaBH4)であり; cはt−ブチルカルボニルクロリド(tBuCOCl)、塩基(例えば、Et3N)であり; dは酸であり; R12はC1−C6−アルキルを表し; R14はp−MeOBnまたはPh3Cを表す。]] [0112] 化合物(17)は、アミン基をBOC基で保護し、エステル基を還元してアルコールとし、アルコール基をエステル基で保護した後、最後にBOC基の脱保護を順次に遂行して製造できる。] [0113] アミン基の保護は反応式(9)に提示した方法で遂行できる。] [0114] エステル基の還元反応は0℃のテトラヒドロフラン溶媒で、2〜5当量の水素化ホウ素リチウムと1〜5時間反応して遂行できる。] [0115] アルコール基の保護は0〜25℃のジクロロメタン溶媒で、1〜5当量のトリエチルアミンまたはピリジンなどの塩基存在下、t−BuCOClと10分〜12時間反応して遂行できる。] [0116] BOC基の脱保護は反応物質をテトラヒドロフラン、ジオキサン、エチルエッセテイト、ジクロロメタンなどの不活性溶媒に溶かし、反応温度0〜50℃で1〜10当量の塩酸または酢酸と10分〜12時間反応して遂行できる。] [0117] 本明細書において、製造方法が特に説明されない化合物は、その自体が公知された化合物であるか、または公知化合物から公知の合成法またはこれと類似した方法で合成できる化合物である。] [0118] 前記方法を通して得られた一般式(1)の化合物は、反応生成物から再結晶化、イオン泳動法、シリカゲルカラム・クロマトグラフィーまたはイオン交換樹脂クロマトグラフィーなどの様々な方法により分離または精製してもよい。] [0119] 前述するように、本発明に係るインドール及びインダゾール化合物、その製造のための出発物質または中間体などは様々な方法により合成してよい。] 発明の効果 [0120] 前述するような一般式(1)のインドール及びインダゾール化合物を活性成分として含有する本発明の組成物は動物の細胞または臓器保存に使用することができる。さらに具体的に、本発明の組成物は臓器、単離された細胞システムまたは組織の低温保管、移植手術または移植後発生する再潅流による損傷を予防するのに使用することができる。しかし、本発明に係る組成物の効果が前記説明に限定されるものではない。] [0121] 本明細書で「細胞」はヒトまたは動物の組織から分離した肝細胞、皮膚細胞、粘膜細胞、ランゲルハンス島細胞、神経細胞、軟骨細胞、内皮細胞、上皮細胞、骨細胞及び筋肉細胞からなる群から選択された動物細胞を意味するか、または家畜及び魚類の精子、卵または受精卵を意味する。臓器は皮膚、角膜、腎臓、心臓、肝臓、膵臓、腸、神経、肺、胎盤、臍帯または血管系統の臓器からなる群から選択される。] [0122] また、本発明に係るインドール及びインダゾール化合物は、従来の臓器保存液に追加的に添加して使用することができる。本発明に係るインドール及びインダゾール化合物を従来の臓器保存液に添加すれば、前記言及された移植用臓器の保存期間を大幅延長させることができ、臓器移植後の臓器障害を予防または改善できるので効果的である。] [0123] さらに、従来の細胞培養液または保存液に添加することによって、動物の肝細胞、膵臓細胞などを長期間凍結することなく保存でき、これにより有用な物質を生産する細胞工学や組織工学に動物細胞を利用できるようにする。] [0124] 本発明に係る「医薬組成物」は活性成分と共に必要に応じて薬剤学的に許容される担体、希釈剤、賦形剤、またはこれらの組み合わせを含んでいてもよい。医薬組成物は生物体内に化合物が投与されることを容易にする。化合物を投与する様々な技術が存在し、ここには経口、注射、エアゾール、非経口及び局所投与などが含まれるが、これらに限定されない。] [0125] 本明細書で「担体(carrier)」とは細胞または組織内に化合物の付加を容易にする物質を意味する。例えば、ジメチルスルホキシド(DMSO)は生物体の細胞または組織内に多くの有機化合物の投入を容易にするのに通常使われる担体である。] [0126] 本明細書で「希釈剤(diluent)」とは対象化合物の生物学的活性形態を安定するだけでなく、化合物を溶解させる水で希釈される物質として定義される。バッファー溶液に溶解されている塩は、当該分野で希釈剤として使われる。通常使われるバッファー溶液はヒト溶液の塩形態を摸倣しているホスフェートバッファー食塩水である。バッファー塩は低い濃度で溶液のpHを制御できるため、バッファー希釈剤が化合物の生物学的活性を改変することは稀である。] [0127] 本明細書で「薬剤学的に許容される」とは化合物の生物学的活性と物性を損傷させない性質を意味する。] [0128] 本発明の化合物は、目的に応じて、様々な薬剤学的投与形態に剤形化できる。本発明に係る医薬組成物を製造するに当たって、活性成分、具体的に、一般式(1)の化合物、薬剤学的に許容されるその塩または異性体を製造しようとする製剤によって選択され得る様々な薬剤学的に許容される担体と共に混合する。例えば、本発明に係る医薬組成物は目的に応じて、注射用製剤、経口用製剤等に剤形化できる。] [0129] 本発明の化合物は、公知された製薬用担体と賦形剤を利用する公知の方法で製剤化され、単位用量形態または多用量形態の容器に入れられる。製剤の形態は油または水性媒体中の溶液、懸濁液または乳化液形態である。通常の分散剤、懸濁剤または安定化剤を含有してもよい。また、例えば、使用前に無菌、発熱物質が除去された水に溶かして使用する乾燥粉末の形態であってもよい。また、本発明の化合物は、カカオバターまたはその他のグリセリドのような通常の坐剤基剤を利用して坐剤形態に製剤され得る。経口投与用固体投与形態はカプセル剤、錠剤、丸剤、散剤及び顆粒剤が可能であり、特にカプセル剤と錠剤が有用である。錠剤及び丸剤は腸溶性錠剤に製造することが好ましい。固体投与形態は本発明の化合物をスクロース、ラクトース、デンプンなどのような一つ以上の不活性希釈剤及びステアリン酸マグネシウムのような潤滑剤、崩壊剤、結合剤などのような担体と混合することによって製造できる。] [0130] 必要に応じて、本発明に係る化合物またはそれを含有する医薬組成物は、その他の活性薬剤、例えば、他の種類の様々な作用機序を持つ物質であり、臓器、単離された細胞システムまたは組織の低温保管、移植手術または移植後発生する再潅流による損傷を予防する物質などと組み合わせて投与することができる。] [0131] 一般式(1)化合物の使用量は患者の体重、年齢、疾患の特殊な性質及び深刻性のような要因によって医師の処方に従う。しかし、成人の臓器移植に必要な使用量は約1nM〜100μM範囲であり、普通約10μM以下の濃度であれば充分であるが、一部患者の場合、さらに高い使用量が好ましいこともある。] [0132] 本明細書で「治療」とは発病症状を示す客体に使われる時、疾患の進行を中断または遅延させることを意味し、‘予防’とい発病症状を示さないが、そのような危険性が高い客体に使われる時、発病兆候を中断または遅延させることを意味する。] [0133] 以下、製造例、実施例及び実験例を通して本発明をさらに詳細に説明するが、本発明の範疇がこれらに限定されるものではない。下記製造例及び実施例で、Mはモル濃度を意味して、Nは規定濃度を意味する。] 図面の簡単な説明 [0134] 本発明に係る実施例21化合物の肝細胞保護効果をラット初代肝細胞(primary hepatocyte)を使用した実験結果を示した図である。 肺細胞LB−HELで本発明に係る実施例126、127、137、138化合物の24時間低温ショック後、37℃での時間経過に伴う回復能力を対照薬物のIM54及びnec−1と比較して示した図である。 ラット摘出潅流肝モデルで本発明に係る実施例126化合物の低温保存損傷に対する保護効果をLDH、AST及びALT活性測定を通して従来の保存溶液のHTK溶液と比較して示した図である。 ラット摘出潅流肝モデルで本発明に係る実施例126化合物の低温保存後再潅流損傷に対する保護効果をLDH測定を通して従来の保存溶液のHTK溶液と比較して示した図である。 ラット摘出潅流肝モデルで本発明に係る実施例126化合物の低温保存後再潅流損傷に対する保護効果を胆汁生産能力(Bile output)測定を通して従来の保存溶液のHTK溶液と比較して示した図である。] [0135] 製造例1:2−[(4−フルオロ−2−ニトロ−フェニル)ヒドラゾノ]−プロピオン酸エチルエステルの合成 4−フルオロ−2−ニトロアニリン(10g、64mmol)を6N塩酸(64mL、0.27mol)に溶かし、0℃で水(50mL)に溶かした硝酸ナトリウム(4.4g、64mmol)をゆっくり滴下し、混合物を0℃〜室温で30分間撹拌した。同時に、エチル2−メチルアセトアセテート(9.2mL、64mmol)と水酸化ナトリウム(19g、0.34mol)を80%エタノール水溶液(95mL)に溶かし、0℃で10分間撹拌した。このようにして製造された2溶液を混合し、0℃〜室温で8時間撹拌した。反応混合物に水を加えた。溶けない固体を集め、水で洗浄し、乾燥して表題化合物(7.9g、収率46%)を得た。] [0136] 製造例2:5−フルオロ−7−ニトロ−1H−インドール−2−カルボン酸エチルエステルの合成 製造例1で得られた化合物(8.8g、33mmol)をポリリン酸(50mL)と混合し、混合物を60℃で7時間撹拌した。反応混合物に水を加え、溶けない固体を集めた。水で洗浄し、乾燥して表題化合物(3.4g、収率41%)を得た。] [0137] 製造例3:(4−クロロ−2−ニトロ−フェニル)−ヒドラジンヒドロクロリドの合成 4−クロロ−2−ニトロアニリン(40g、0.23mol)を12N−塩酸(100mL)に溶かし、0℃で水(50mL)に溶かした硝酸ナトリウム(16g、0.23mol)をゆっくり滴下し、混合物を0℃〜室温で30分間撹拌した。温度を0℃に温度を下げ、12N−塩酸(100mL)に溶かした塩化スズ(II)(132g、0.70mol)をゆっくり滴下した。混合物を0℃〜室温で3時間撹拌した。生成された黄色固体の反応物をろ過し、少量の6N−HClで洗浄し、乾燥して表題化合物(30g、収率63%)を得た。] [0138] 製造例4:2−[(4−クロロ−2−ニトロ−フェニル)−ヒドラゾノ]−プロピオン酸メチルエステルの合成 製造例3で得られたヒドラジン(30g、0.14mol)とピルビン酸メチル(14.4mL、0.16mol)をメタノール(300mL)に溶かし、酢酸ナトリウム(14.2g、0.17mol)を加えた。混合物を室温で8時間撹拌した。生成された黄色固体をろ過し、水とメタノールで洗浄し、乾燥して表題化合物(30g、収率82%)を得た。] [0139] 製造例5:5−クロロ−7−ニトロ−1H−インドール−2−カルボン酸メチルエステルの合成 製造例4で得られた化合物(13g、46mmol)にポリリン酸(100mL)を加え、混合物を100℃で4時間加熱した。反応終結後、反応混合物に水を加えた。溶けない固体を集め、水で洗浄し、乾燥して表題化合物(6.0g、収率49%)を得た。] [0140] 製造例6:5−ブロモ−7−ニトロ−1H−インドール−2−カルボン酸メチルエステルの合成 製造例3〜5と同じ方法で、4−ブロモ−2−ニトロアニリン(15.6g、71.9mmol)を反応して表題化合物(7.2g、収率73%)を得た。] [0141] 製造例7:5−メチル−7−ニトロ−1H−インドール−2−カルボン酸メチルエステルの合成 製造例3〜5と同じ方法で、4−メチル−2−ニトロアニリン(40g、0.26mol)を反応して表題化合物(20g、収率32%)を得た。] [0142] 製造例8:4−エトキシ−2−ニトロ−フェニルアミンの合成 4−エトキシアニリン(40g、0.29mol)とトリエチルアミン(61mL、0.44mol)をジクロロメタン(200mL)に溶かした。無水酢酸(30mL、0.32mmol)を滴下し、混合物を0℃〜室温で1時間撹拌した。1N−塩酸溶液を加え、生成された混合物を酢酸エチルで抽出し、飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。 得られたアセトアミド化合物をジクロロメタン(200mL)に溶かし、0℃で発煙硝酸(13mL、0.29mol)を滴下した。生成混合物を0℃〜室温で1時間撹拌した。飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、混合物を酢酸エチルで抽出し、飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。 得られたニトラート化合物をメタノール(100mL)とテトラヒドロフラン(100mL)に溶かし、6N−水素化ナトリウムを滴下した。混合物を室温で6時間撹拌した。反応終結後、反応混合物を6N−塩酸溶液でpH7程度まで中和した。混合物を酢酸エチルで抽出し、飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥して表題化合物(44g、収率83%)を得た。] [0143] 製造例9:5−エトキシ−7−ニトロ−1H−インドール−2−カルボン酸メチルエステルの合成 製造例3〜5と同じ方法で、製造例8で得られた4−エトキシ−2−ニトロアニリン(40g、0.22mol)を反応して表題化合物(13g、収率22%)を得た。] [0144] 製造例10:7−ニトロ−5−フェノキシ−1H−インドール−2−カルボン酸メチルエステルの合成 製造例8と製造例3〜5に記載された方法を順次に用いて、4−アミノフェニルフェニルエーテル(20g、0.11mol)を反応して表題化合物(5g、収率15%)を得た。] [0145] 製造例11:7−ニトロ−5−(ピリジン−3−イルオキシ)−1H−インドール−2−カルボン酸エチルエステルの合成 (工程1) 1−クロロ−4−ニトロベンゼン(40g、0.25mol)と3−ヒドロキシピリジン(36g、0.38mol)をN,N−ジメチルホルムアミド(100mL)に溶かした。炭酸カリウム(52.6g、0.38mol)を加え、混合物を100℃で20時間撹拌した。水を加え、生成された混合物を酢酸エチルで抽出し、飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥して3−(4−ニトロ−フェノキシ)−ピリジンを得た。 得られた化合物を水(100mL)、テトラヒドロフラン(100mL)とメタノール(100mL)を使用して溶かした。鉄粉(103g、1.84mol)と塩化アンモニウム(99g、1.84mol)を加え、混合物を80℃で3時間機械撹拌機を使用して撹拌した。反応完結後、反応混合物を、セライトを通してろ過し、メタノールで洗浄し、濃縮した。生成される固体をろ過し、エーテルで洗浄し、乾燥して4−(ピリジン−3−イルオキシ)−フェニルアミン(17g、収率36%)を得た。] [0146] (工程2) 製造例8と製造例3〜5に記載された方法を順次に用いて、4−(ピリジン−3−イルオキシ)−フェニルアミン(25g、0.13mol)を反応して表題化合物(4.2g、収率10%)を得た。] [0147] 製造例12:5−メチル−7−ニトロ−2−ピリジン−2−イル−1H−インドールの合成 製造例4〜5と同じ方法で、(4−メチル−2−ニトロフェニル)ヒドラジンヒドロクロリド(10g、49mmol)と2−アセチルピリジン(5.5mL、49mmol)を反応して表題化合物(2g、収率16%)を得た。] [0148] 製造例13:5−メチル−7−ニトロ−2−ピラジン−2−イル−1H−インドールの合成 製造例4〜5と同じ方法で、(4−メチル−2−ニトロフェニル)ヒドラジンヒドロクロリド(2g、9.8mmol)と2−アセチルピラジン(1.2mL、9.8mmol)を反応して表題化合物(0.3g、収率19%)を得た。] [0149] 製造例14:7−ニトロ−2−ピリジン−2−イル−1H−インドールの合成 製造例4〜5と同じ方法で、2−ニトロフェニルヒドラジンヒドロクロリド(5g、26mmol)と2−アセチルピリジン(2.5mL、26mmol)を反応して表題化合物(1g、収率16%)を得た。] [0150] 製造例15:7−ニトロ−2−ピラジン−2−イル−1H−インドールの合成 製造例4〜5と同じ方法で、2−ニトロフェニルヒドラジンヒドロクロリド(3.1g、16mmol)と2−アセチルピラジン(2.0mL、16mmol)を反応して表題化合物(0.5g、収率13%)を得た。] [0151] 製造例16:5−エトキシ−7−ニトロ−2−ピリジン−2−イル−1H−インドールの合成 製造例4〜5と同じ方法で、(4−エトキシ−2−ニトロフェニル)ヒドラジンヒドロクロリド(5g、21mmol)と2−アセチルピリジン(2.4mL、21mmol)を反応して表題化合物(0.5g、収率8%)を得た。] [0152] 製造例17:7−ニトロ−5−フェノキシ−2−ピリジン−2−イル−1H−インドールの合成 製造例4〜5と同じ方法で、(4−フェノキシ−2−ニトロフェニル)ヒドラジンヒドロクロリド(10g、49mmol)と2−アセチルピリジン(5.5mL、49mmol)を反応して表題化合物(2g、収率16%)を得た。] [0153] 製造例18:3,5−ジメチル−7−ニトロ−2−フェニル−1H−インドールの合成 製造例4〜5と同じ方法で、(4−メチル−2−ニトロフェニル)ヒドラジンヒドロクロリド(1.0g、4.9mmol)と2−プロピオフェノン(0.7mL、4.9mmol)を反応して表題化合物(150mg、収率11%)を得た。] [0154] 製造例19:5−メチル−7−ニトロ−2−フェニル−1H−インドールの合成 (工程1) 4−メチル−2−ニトロアニリン(20g、131.5mmol)をエタノール(300mL)に溶かし、硝酸銀(27g、157.7mmol)とヨウ素(40g、157.7mmol)を加え、混合物を室温で8時間撹拌した。反応完結後、反応混合物をセライトを通してろ過し、酢酸エチル100mL)で洗浄し、濃縮した。水を加え、混合物を酢酸エチルで抽出し、飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥して2−ヨード−4−メチル−6−ニトロ−フェニルアミン(29g、69%)を得た。] [0155] (工程2) 工程1で得られた化合物(7g、25.2mmol)とフェニルアセチレン(3.3mL、30.22mmol)をテトラヒドロフラン(100mL)に溶かし、トリエチルアミン(11mL、75.5mmol)、ジクロロ(ビストリフェニルホスフィン)パラジウム(II)(1.8g、2.52mmol)、ヨウ化銅(II)(0.48g、2.52mmol)を加え、混合物を室温で8時間撹拌した。反応完結後、水を加えた。混合物を酢酸エチルで抽出し、飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、カラム・クロマトグラフィーで精製して4−メチル−2−ニトロ−6−フェニルエチニル-フェニルアミン(4.5g、収率71%)を得た。] [0156] (工程3) 工程2で得られた化合物(4.5g、17.8mmol)をテトラヒドロフラン(120mL)とN−メチル−ピロリジノン(30mL)に溶かした。カリウムt−ブトキシド(4g、35.7mmol)を加え、混合物を室温で3時間撹拌した。反応完結後、水を加え、混合物を酢酸エチルで抽出し、飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。カラム・クロマトグラフィーで精製して5−メチル−7−ニトロ−2−フェニル−1H−インドール(1.0g、収率22%)を得た。] [0157] 製造例20:2−シクロヘキシル−5−メチル−7−ニトロ−1H−インドールの合成 製造例19と同じ方法で、6−ヨード−4−メチル−2−ニトロアニリン(500mg、1.8mmol)とシクロヘキシルアセチレン(0.23mL、1.8mmol)を反応して表題化合物(290mg、収率62%)を得た。] [0158] 製造例21:5−メチル−2−(6−メチル−ピリジン−2−イル)−7−ニトロ−1H−インドールの合成 製造例19と同じ方法で、6−ヨード−4−メチル−2−ニトロアニリン(500mg、1.8mmol)と2−エチニル−6−メチルピリジン(210mg、1.8mmol)を反応して表題化合物(170mg、収率35%)を得た。] [0159] 製造例22:(R)−3−アミノ−4−(4−メトキシ−ベンジルスルファニル)−酪酸メチルエステルヒドロクロリドの合成 (工程1) ジエチルエーテル(400mL)に溶かした4−メトキシベンジルクロリド(280g、1780mmol)をジエチルエーテル(400mL)と濃塩酸(400mL)の混合溶液に、2時間かけて滴下し、混合物を1時間撹拌した。有機層を分離し、L−システィン(197g、1625mmol)と2N苛性ソーダ水溶液(980mL)をエタノール(1890mL)に溶かして製造された溶液に加えた。混合物を室温で2時間撹拌した。反応完結後、混合物を0℃に冷却し、3N塩酸水溶液を用いてpH7まで中和した。生成された固体をろ過し、乾燥して(R)−2−アミノ−3−(4−メトキシ−ベンジルスルファニル)−プロピオン酸(250g、1035mmol、収率64%)を得た。] [0160] (工程2) 工程1で得られた化合物(30.7g、127.3mmol)をテトラヒドロフラン(150mL)と水(150mL)に溶かした。炭酸カリウム(26.4g、190mmol)とジ−t−ブチルオキシ−ジカルボニル(27.7g、127.3mmol)を加え、混合物を室温で2時間撹拌した。反応完結後、混合物を減圧蒸留してテトラヒドロフランを除去した。混合物を0℃に冷却し、3N塩酸水溶液を用いてpH3まで酸性化した。生成された固体を水で洗浄し、乾燥して(R)−2−t−ブトキシカルボニルアミノ−3−(4−メトキシ−ベンジルスルファニル)−プロピオン酸(43g、126mmol、収率99%)を得た。] [0161] (工程3) 工程2で得られた化合物(43g)、1−メチルモルホリン(14.5mL、132mmol)とエチルクロロホルメート(14.1mL、132mmol)をテトラヒドロフラン(500mL)に溶かし、混合物を−25℃で1時間撹拌した。同時に、水酸化カリウム(75g、1336mmol)を水(75mL)とジエチルエーテル(750mL)に溶かし、N−メチル−ニトロソウレア(26g、252mmol)を0℃で2時間滴下し、混合物を30分間撹拌した。製造された2溶液を混合し、−25〜室温で3時間撹拌した。反応終結後、水を加えた。混合物を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液と飽和塩化アンモニウム水溶液で順に洗浄した。有機層を濃縮して[(R)−3−ジアゾ−1−(4−メトキシ−ベンジルスルファニルメチル)−2−オキソ−プロピル]−カルバミン酸t−ブチルエステルを得た。] [0162] (工程4) 工程3で得られた化合物をメタノール(1000mL)に溶かし、安息香酸銀(7.1g、31.1mmol)を加え、混合物を1時間、超音波を利用して反応した。反応完結後、混合物を濃縮し、カラム・クロマトグラフィーで精製して(R)−3−t−ブトキシカルボニルアミノ−4−(4−メトキシ−ベンジルスルファニル)−酪酸メチルエステル(35.2g、95.3mmol、収率76%)を得た。] [0163] (工程5) 工程4で得られた化合物(35.2g)をジクロロメタン(70mL)に溶かし、4N塩酸/1,4−ジオキサン溶液(71mL)を加え、混合物を室温で2時間撹拌した。反応完結後、混合物を濃縮した。ジクロロメタン(30mL)とジエチルエーテル(150mL)を加えて生成される固体をろ過し、乾燥して表題化合物(25.5g、83.3mmol、収率87%)を得た。] [0164] 製造例23:(R)−3−アミノ−4−(4−メトキシ−ベンジルスルファニル)−酪酸エチルエステルヒドロクロリドの合成 製造例22と同じ方法で、製造例22の工程4でメタノールの代わりにエタノールを用いたことを除いては、L−システィン(50g、0.41mol)を反応して表題化合物(5.2g、収率40%)を得た。] [0165] 製造例24:(R)−4−アミノ−5−(4−メトキシ−ベンジルスルファニル)−ペンタン酸エチルエステルヒドロクロリドの合成 (工程1) 公知された方法で得られる(R)−4−t−ブトキシカルボニルアミノ−5−ヒドロキシ−ペンタン酸エチルエステル(36g、137.8mmol)とトリエチルアミン(38.4mL、275.5mol)をジクロロメタン(200mL)に溶かした。塩化メタンスルホニル(11.7mL、151.5mmol)を滴下し、混合物を0℃〜室温で1時間撹拌した。1N塩酸溶液を加えた。混合物を酢酸エチルで抽出し、飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥して(R)−4−t−ブトキシカルボニルアミノ−5−メタンスルホニルオキシ−ペンタン酸エチルエステルを得た。] [0166] (工程2) 工程1で得られた化合物と水素化ナトリウム(5.5g、137.8mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(150mL)に溶かした4−メトキシベンジルメルカプタン(15.4mL、110.2mmol)に滴下し、0℃で10分間撹拌した。混合物を0℃で4時間撹拌した。反応終結後、水を加えた。混合物を酢酸エチルで抽出し、飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。カラム・クロマトグラフィーで精製して(R)−4−t−ブトキシカルボニルアミノ−5−(4−メトキシ−ベンジルスルファニル)−ペンタン酸エチルエステル(21.0g、収率38%)を得た。] [0167] (工程3) 工程2で得られた化合物(11g、62.7mmol)をジクロロメタン(200mL)に溶かし、4N塩酸/酢酸エチル溶液(20mL)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌した。反応完結後、混合物を完全に濃縮し、ジエチルエーテル(150mL)を加えた。得られた固体をろ過し、乾燥して表題化合物(20g、収率96%)を得た。] [0168] 製造例25:(S)−3−アミノ−4−(4−メトキシ−ベンジルスルファニル)−酪酸イソプロピルエステルヒドロクロリドの合成 (R)−4−t−ブトキシカルボニルアミノ−5−ヒドロキシ−ペンタン酸エチルエステルの代りに(S)−3−t−ブトキシカルボニルアミノ−4−ヒドロキシ−酪酸イソプロピルエステル(22.0g、84.2mmol)を用いたことを除いては、 製造例24と同じ方法で表題化合物(21.0g、収率75%)を得た。] [0169] 製造例26:(R)−2−アミノ−3−(4−メトキシ−ベンジルスルファニル)プロピオン酸エチルエステルヒドロクロリドの合成 製造例22の工程1で得られた酸化合物(20g、83mmol)をエタノール(100mL)に溶かした。塩化アセチル(12mL、166mmol)を滴下し、混合物を50℃で12時間撹拌した。反応完結後、混合物を完全に濃縮し、ジエチルエーテルを加えた。生成された固体をろ過し、乾燥して表題化合物(16.8g、収率69%)を得た。] [0170] 製造例27:(R)−2,2−ジメチル−プロピオン酸2−アミノ−3−(4−メトキシ−ベンジルスルファニル)−プロピルエステルの合成 (工程1) 製造例22の工程1で得られた化合物(50g、207.2mmol)をメタノール(300mL)に溶かした。塩化アセチル(21mL、207.2mmol)を滴下し、混合物を50℃で12時間撹拌した。反応完結後、混合物を完全に濃縮し、ジエチルエーテルを加えた。生成された固体をろ過し、乾燥して(R)−2−アミノ−3−(4−メトキシ−ベンジルスルファニル)−プロピオン酸メチルエステルを得た。] [0171] (工程2) 工程1で得られた化合物に、テトラヒドロフラン(200mL)と水(200mL)を加えて溶かした。トリエチルアミン(87mL、621.6mmol)を加え、撹拌しながらジ−t−ブチルオキシ−ジカルボニル(43.0g、196.8mmol)をテトラヒドロフラン(100mL)に溶かして滴下した。混合物を室温で8時間撹拌した。反応完結後、水を加えた。混合物を酢酸エチルで抽出し、飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥して(R)−2−t−ブトキシカルボニルアミノ−3−(4−メトキシ−ベンジルスルファニル)−プロピオン酸メチルエステルを得た。] [0172] (工程3) 工程2で得られた化合物をテトラヒドロフラン(300mL)に溶かした。水素化ホウ素リチウム(9.0g、414.4mmol)を加え、混合物を0℃で3時間撹拌した。反応完結後、水を加えた。混合物を酢酸エチルで抽出した。飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥して[(R)−2−ヒドロキシ−1−(4−メトキシ−ベンジルスルファニルメチル)−エチル]−カルバミン酸t−ブチルエステルを得た。] [0173] (工程4) 工程3で得られたアルコール化合物をジクロロメタン(300mL)に溶かした。トリエチルアミン(58mL、414.4mmol)とトリメチル塩化アセチル(28mL、227.9mmol)を加え、混合物を0℃で6時間撹拌した。反応完結後、水を加えた。混合物を酢酸エチルで抽出した。飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。カラム・クロマトグラフィーで精製して2,2−ジメチル−プロピオン酸(R)−2−t−ブトキシカルボニルアミノ−3−(4−メトキシ−ベンジルスルファニル)−プロピルエステル(81.0g、収率95%)を得た。] [0174] (工程5) 工程4で得られたトリメチルアセテート化合物(81g、196mmol)をジクロロメタン(300mL)に溶かした。4N−塩酸/1,4−ジオキサン溶液(100mL)を加え、混合物を室温で8時間撹拌した。反応完結後、混合物を完全に濃縮し、ジエチルエーテルを加えた。生成された固体をろ過し、乾燥して表題化合物(68g、収率95%)を得た。] [0175] 製造例28:2−(4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル)−1H−インドール−7−イルアミンの合成 (工程1) エチル7−ニトロインドール−2−カルボキシラート(500mg、2.14mmol)をテトラヒドロフランと水の1:1混合溶液(20mL)に溶かし、水酸化リチウム水和物(448mg、10.7mmol)を加えた。混合物を室温で8時間撹拌し、1N−塩酸溶液を加えた。混合物を酢酸エチルで抽出した。抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過した。ろ液を減圧蒸留して7−ニトロ−1H−インドール−2−カルボン酸を得た。] [0176] (工程2) 工程1で得られた化合物と2−クロロエチルアミンヒドロクロリド(371mg、3.2mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(10mL)に溶かした。トリエチルアミン(0.6mL、4.3mmol)、EDC(614mg、3.2mmol)とHOBT(433mg、3.2mmol)を加えた。混合物を室温で8時間撹拌し、1N−塩酸溶液を加えた。混合物を酢酸エチルで抽出し、飽和重炭酸ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過した。ろ液を減圧蒸留して7−ニトロ−1H−インドール−2−カルボン酸(2−クロロ−エチル)−アミドを得た。] [0177] (工程3) 工程2で得られた化合物をジクロロエタン(10mL)とトルエン(10mL)に溶かし、ローソン試薬(1.29g、3.2mmol)を加えた。混合物を4時間還流し、減圧蒸留した。残渣に水を加え、混合物を酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過した。ろ液を減圧蒸留し、濃縮液をカラム・クロマトグラフィーで精製して環化反応結果得られた化合物2−(4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル)−7−ニトロ−1H−インドール(100mg、収率22%)を得た。] [0178] (工程4) 工程3で得られたチアゾリン化合物をメタノール(50mL)に溶かした。10%Pd/Cを加えて水素ガス下で8時間撹拌した。反応完結後、セライトにろ過して減圧蒸留した。カラム・クロマトグラフィーで精製して表題化合物(80mg、収率91%)を得た。] [0179] 実施例1:シクロペンチル−[2−(4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−2−イル)−1H−インドール−7−イル]−アミンの合成 製造例28で得られた化合物(15mg、0.07mmol)を1,2−ジクロロエタン(10ml)に溶かした。シクロペンタノン(12mg、0.14mmol)とトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(29mg、0.14mmol)を加え、混合物を室温で3時間撹拌した。反応終結後、水を加えた。混合物を酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過した。ろ液を減圧蒸留し、残渣をカラム・クロマトグラフィーで精製して表題化合物(6.7mg、収率34%)を得た。] [0180] 実施例2:[2−(4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル)−1H−インドール−7−イル]−(4−メチル−シクロヘキシル)−アミンの合成 製造例28で得られた化合物(19mg、0.09mmol)と4−メチル−シクロヘキサノンを実施例1と同様に反応して2個のジアステレオ異性質体をそれぞれ(9.1mg、7.4mg、全収率60%)得た。] [0181] 実施例3:[2−(4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル)−1H−インドール−7−イル]−ピペリジン−4−イル−アミンの合成 実施例1と同様の方法によって、製造例28で得られた化合物(20mg、0.09mmol)と1−(t−ブチルカルボニル)−4−ピペリドンを用いてくつった化合物に、ジクロロメタン及びトリフルオロカルボン酸溶液(5:1、v/v)(5mL)を加えた。混合物を室温で1時間撹拌し、減圧蒸留した。飽和重炭酸ナトリウム溶液を加え、混合物を酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過した。ろ液を減圧蒸留し、カラム・クロマトグラフィーで精製して表題化合物(4.9mg、収率18%)を得た。] [0182] 製造例29:7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−カルボン酸の合成 エチル7−ニトロインドール−2−カルボキシラート(2.5g、10.7mmol)をメタノール(50mL)に溶かした。10%Pd/C(200mg)を加え、混合物を水素ガス下で1時間撹拌した。混合物をセライトを通してろ過し、ろ液を減圧蒸留した。蒸留液を1,2−ジクロロエタン(50mL)に溶かし、テトラヒドロ−4H−ピラン−4−オン(1.3mL、12.8mmol)とリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウムト(3.4g、16.1mmol)を加えた。混合物を室温で8時間撹拌した。反応終結後、水を加えた。混合物を酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過した。ろ液を減圧蒸留し、濃縮した。残渣をカラム・クロマトグラフィーで精製した。得られた化合物をメタノール(50mL)とテトラヒドロフラン(50mL)に溶かし、1N−水酸化ナトリウム(43mL、42.8mmol)を加え、混合物を室温で8時間撹拌した。1N−塩酸溶液を加え、混合物を酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過した。ろ液を減圧蒸留して表題化合物(2.1g、収率76%)を得た。] [0183] 製造例30:{5−[7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル}酢酸エチルエステルの合成 製造例29で得られた化合物(300mg、1.15mmol)をジメチルホルムアミド(20mL)に溶かした。エチル3−(ヒドロキシアミノ)−3−イミノプロピオネート(202mg、1.38mmol)、EDC(265mg、1.38mmol)及びHOBT(187mg、1.38mmol)を加えた。混合物を室温で8時間撹拌し、飽和重炭酸ナトリウム溶液を加えた。混合物を酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過した。ろ液を減圧蒸留し、濃縮した。残渣をカラム・クロマトグラフィーで精製した。得られた化合物をトルエン(20mL)とジクロロエタン(10mL)に溶かした。混合物を120℃で8時間還流し、減圧蒸留し、カラム・クロマトグラフィーで精製して表題化合物(80mg、収率19%)を得た。] [0184] 実施例4:2−5−[7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル}−エタノールの合成 製造例30で得られた化合物(20mg、0.05mmol)をテトラヒドロフラン(2mL)に溶かし、水素化ホウ素リチウム(2.4mg、0.10mmol)を加えた。混合物を室温で2時間撹拌し、飽和塩化アンモニウム溶液を加えた。混合物を酢酸エチルで抽出した。抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過した。ろ液を減圧蒸留した。カラム・クロマトグラフィーで精製して表題化合物(4.7mg、収率27%)を得た。] [0185] 製造例31:2,2−ジメチル−プロピオン酸(R)−2−(7−アミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イルメチルエステルの合成 (工程1) 製造例28の工程1で得られた7−ニトロインドール-カルボン酸化合物(8.2g、22.7mmol)と製造例27で得られたアミン化合物(13.2g、27.2mmol)をジメチルホルムアミド(100mL)に溶かし、EDC(6.6g、25.0mmol)とHOBT(4.6g、25.0mmol)を加えた。混合物を室温で8時間撹拌し、飽和重炭酸ナトリウム溶液を加えた。混合物を酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過した。ろ液を減圧蒸留し、濃縮した。残渣をカラム・クロマトグラフィーで精製して2,2−ジメチル−プロピオン酸(R)−3−(4−メトキシ−ベンジルスルファニル)−2−[(7−ニトロ−1H−インドール−2−カルボニル)−アミノ-プロピルエステル(8.1g、収率71%)を得た。] [0186] (工程2) 工程1で得られた化合物(1.6g、3.2mmol)をジクロロメタン(50mL)に溶かした。五塩化リン(1.3g、6.4mmol)を加え、混合物を室温で5時間撹拌した。反応完結後、飽和重炭酸ナトリウム溶液を加えた。混合物を酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過した。ろ液を減圧蒸留し、濃縮した。残渣をカラム・クロマトグラフィーで精製して2,2−ジメチル−プロピオン酸(R)−2−(7−ニトロ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イルメチルエステル(0.8g、収率69%)を得た。] [0187] (工程3) 工程2で得られた化合物(2.7g、7.5mmol)をテトラヒドロフラン、メタノールと水の1:1:1混合溶液(150mL)に溶かした。鉄粉(4.2g、74.7mmol)と塩化アンモニウム(4.0g、74.7mmol)を加え、混合物を60℃で30分間機械撹拌機を使用して撹拌した。反応完結後、水を加えた。混合物を酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過した。ろ液を減圧蒸留した。カラム・クロマトグラフィーで精製して表題化合物(2.0g、収率81%)を得た。] [0188] 製造例32:2,2−ジメチル−プロピオン酸(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イルメチルエステルの合成 実施例1と同じ方法で、製造例31で得られた化合物(2.0g)を反応して表題化合物(1.3g、収率54%)を得た。] [0189] 実施例5:[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]−メタノールの合成 製造例32で得られた化合物(1.3g、3.3mmol)をテトラヒドロフラン(10mL)、メタノール(10mL)及び水(10mL)に溶かした。水酸化リチウム水和物(0.4g、9.8mmol)を加えた。混合物を室温で4時間撹拌し、減圧蒸留し、濃縮した。残渣に1N塩酸を加えた。混合物を酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過した。ろ液を減圧蒸留した。カラム・クロマトグラフィーで精製して表題化合物(820mg、収率80%)を得た。] [0190] 製造例33:メタンスルホン酸(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イルメチルエステルの合成 実施例5で得られた化合物(820mg、2.6mmol)をジクロロメタン(50mL)に溶かした。塩化メタンスルホニル(0.24mL、3.1mmol),トリエチルアミン(0.81mL、3.1mmol)を加えた後、0℃で30分間撹拌した。反応終結後、飽和重炭酸ナトリウム溶液を加えた。混合物を酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過した。ろ液を減圧蒸留した。カラム・クロマトグラフィーで精製して表題化合物(600mg、収率60%)を得た。] [0191] 実施例6:シクロペンチル−[2−((R)−4−ピロリジン−1−イルメチル−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル)−1H−インドール−7−イル]−アミンの合成 製造例33で得られた化合物(150mg、0.38mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)に溶かした。ピロリジン(0.08mL、1.1mmol)を加え、70℃で4時間撹拌した。反応終結後、水を加えた。混合物を酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過した。ろ液を減圧蒸留した。カラム・クロマトグラフィーで精製して表題化合物(20mg、収率14%)を得た。] [0192] 実施例7:{(R)−2−[7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−メタノールの合成 (工程1) 製造例31で得られた化合物(900mg、2.7mmol)を1,2−ジクロロエタン(100mL)に溶かした。テトラヒドロ−4H−ピラン−4−オン(0.8mL、8.13mmol)、リアセトキシ水素化ホウ素ナトリウムト(1.72g,8.13mmol)及び酢酸(0.47mL、8.13mmol)を加え、室温で48時間撹拌した。反応終結後、混合物をジクロロメタンで希釈し、飽和重炭酸ナトリウム溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過した。ろ液を減圧蒸留した。カラム・クロマトグラフィーで精製して2,2−ジメチルプロピオン酸(R)−2−[7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イルメチルエステルを得た。] [0193] (工程2) 工程1で得られた化合物をメタノール(32mL)、テトラヒドロフラン(32mL)及び水(16mL)に溶かした。1N水酸化ナトリウム(7mL)を加え、室温で4時間撹拌した。反応終結後、減圧蒸留し、ジクロロメタンで抽出し、飽和塩化ナトリウムで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過した。ろ液を減圧蒸留した。カラム・クロマトグラフィーで精製して表題化合物(700mg、収率78%)を得た。] [0194] 実施例8:[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フルオロ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−メタノールの合成 製造例2で得られたエチル5−フルオロ−7−ニトロ−1H−インドール−2−カルボキシラート(3.0g、11.9mmol)を実施例5と同様の方法で反応して表題化合物(600mg、収率15%)を得た。] [0195] 実施例9:{(R)−2−[5−フルオロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−メタノールの合成 製造例2で得られたエチル5−フルオロ−7−ニトロ−1H−インドール−2−カルボキシラート(3.0g、11.9mmol)を実施例7と同様の方法で反応して表題化合物(750mg、収率18%)を得た。] [0196] 実施例10:{(R)−2−[5−(ピリジン−3−イルオキシ)−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−メタノールの合成 製造例11で得られた7−ニトロ−5−(ピリジン−3−イルオキシ)−1H−インドール−2−カルボン酸エチルエステル(500mg、1.5mmol)を実施例7と同様の方法で反応して表題化合物(40mg、収率6%)を得た。] [0197] 製造例34:5−クロロ−7−ニトロ−1H−インドール−2−カルボン酸の合成 製造例5で得られた化合物(15.0g、59.1mmol)をテトラヒドロフラン(300mL)とメタノール(100mL)に溶かした。水酸化リチウム(7.43g、177mmol)を水(100mL)に溶かし、反応液に加えた後、室温で3時間撹拌した。反応完結後、減圧蒸留してテトラヒドロフランとメタノールを除去した。3N塩酸溶液でpH6程度まで中和した。このとき、生成された固体をろ過し、乾燥して表題化合物(13.1g、収率92%)を得た。] [0198] 製造例35:[(R)−2−(7−アミノ−5−クロロ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸メチルエステルの合成 (工程1) 製造例34で得られた化合物(12.5g、52.0mmol)と製造例22で得られた化合物(19.1g、62.4mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(200mL)に溶かした。トリエチルアミン(8.7mL、62.4mmol)、HOBT(14.0g、104mmol)及びEDC(16.9g、88.4mmol)を加え、室温で4時間撹拌した。反応完結後、混合物を濃縮した。残渣を酢酸エチルで抽出し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液と飽和塩化アンモニウム水溶液でそれぞれ洗浄した。有機層を濃縮し、残渣をカラム・クロマトグラフィーで精製して(R)−3−[(5−クロロ−7−ニトロ−1H−インドール−2−カルボニル)−アミノ]−4−(4−メトキシ−ベンジルスルファニル)−酪酸メチルエステル(20.2g、41.0mmol、収率79%)を得た。] [0199] (工程2) 工程1で得られた化合物をジクロロメタン(200mL)に溶かした。五塩化リン(17.1g、82mmlol)を加え、室温で1時間撹拌した。反応完結後、混合物を濃縮し、残渣にジエチルエーテル(200mL)を加えた。生成された固体をろ過し、乾燥して[(R)−2−(5−クロロ−7−ニトロ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸メチルエステルを得た。] [0200] (工程3) 工程2で得られた化合物をテトラヒドロフラン(200mL)、メタノール(200mL)及び水(200mL)に溶かした。鉄粉(22.9g、410mmol)と塩化アンモニウム(21.9g、410mmol)を加え、60℃で1時間機械撹拌機を使用して撹拌した。反応完結後、テトラヒドロフラン300mLを加えた。混合物をセライトを通してろ過し、テトラヒドロフラン(100mL)で洗浄し、減圧蒸留し、濃縮した。残渣を酢酸エチルで抽出し、飽和塩化ナトリウムで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過した。ろ液を減圧蒸留した。カラム・クロマトグラフィーで精製して表題化合物(9.0g、収率68%)を得た。] [0201] 製造例36:[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸メチルエステルの合成 製造例35で得られた化合物(4.9g、15.1mmol)をジクロロエタン(100mL)に溶かした。シクロペンタノン(2.7mL、30.3mmol)、氷醋酸(0.86mL、15.1mmol)及びリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウムト(6.42g、30.3mmol)を加え、室温で36時間撹拌した。反応完結後、反応物を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(200mL)で洗浄し、濃縮した。カラム・クロマトグラフィーで精製して表題化合物(5.15g、収率87%)を得た。] [0202] 実施例11:[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸の合成 製造例36で得られた化合物(1.5g、3.83mmol)をテトラヒドロフラン(100mL)とメタノール(50mL)に溶かした。水(50mL)に溶かした水酸化リチウム一水和物(640mg、15.3mmol)を反応液に加え、室温で4時間撹拌した。反応完結後、減圧蒸留してトラヒドロフランとメタノールを除去した。1N塩酸溶液を加えた。混合物を酢酸エチルで抽出し、飽和塩化ナトリウムで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過した。ろ液を減圧蒸留し、カラム・クロマトグラフィーで精製して表題化合物(13.1g、収率92%)を得た。] [0203] 実施例12:[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸エチルエステルの合成 製造例34〜36と同じ方法で、製造例5で得られた化合物(5.0g、19.7mmol)と製造例23で得られた化合物(6.3g、19.7mmol)を反応して表題化合物(840mg、収率11%)を得た。] [0204] 実施例13:2−{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エタノールの合成 (工程1) 製造例35で得られた化合物(4.0g、12.4mmol)を実施例7の工程1と同様の方法で反応してテトラヒドロピラン−4−イルアミン化合物(4.1g、10.0mmol、収率81%)を得た] [0205] (工程2) 工程1で得られた化合物(2.5g、6.12mmol)を実施例4と同様の方法で反応して表題化合物(2.19g、5.76mmol、収率94%)を得た。] [0206] 製造例37:{5−クロロ−2−[(R)−4−(2−ヨード−エチル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミンの合成 実施例13で得られた化合物(3.7g、10.2mmol)をテトラヒドロフラン(100mL)に溶かした。イミダゾール(2.1g、30.6mmol)、トリフェニルホスフィン(4.0g、15.3mmol)及びヨウ素(3.9g、15.3mmol)を加え、0℃〜室温で8時間撹拌した。反応完結後、酢酸エチル(100mL)を加え、反応混合物を水(100mL×2回)で洗浄した。有機層を濃縮し、カラム・クロマトグラフィーで精製して表題化合物(2.0g、4.07mmol、収率40%)を得た。] [0207] 実施例14:1−[4−(2−{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エチル)−ピペラジン−1−イル]−2−ヒドロキシ−エタノンの合成 (工程1) 製造例37で得られた化合物(100mg、0.2mmol)と1−t−ブトキシカルボニル−ピペラジン(270mg、1.4mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(20mL)に溶かした。炭酸カリウム(200mg、1.4mmol)を加え、室温で4時間撹拌した。反応終結、水を加えた。混合物を酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過した。ろ液を減圧蒸留して濃縮して4−(2−{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エチル)−ピペラジン−1−カルボン酸t−ブチルエステルを得た。] [0208] (工程2) 工程1で得られたた濃縮した化合物をジクロロメタン(10mL)に溶かした。4N−塩酸溶液(0.5mL)を滴下し、室温で2時間撹拌した。反応終結後、混合物を減圧蒸留して濃縮した。濃縮液をN,N−ジメチルホルムアミド(5mL)に溶かした。グリコール酸(15.1mg、0.2mmol)、トリエチルアミン(28μL、 0.2mmol)、EDC(45mg、0.23mmol)及びHOBT(40mg、0.29mmol)を加え、室温で8時間撹拌した。1N−塩酸溶液を加えた。混合物を酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過した。ろ液を減圧蒸留し、カラム・クロマトグラフィーで精製して表題化合物(5.1mg、収率5%)を得た。] [0209] 実施例15:1−(2−{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エチル)−ピロリジン−3−オールの合成 製造例37で得られた化合物(100mg、0.2mmol)と3−ピロリジノール(0.35mL、4.2mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(20mL)に溶かした。炭酸カリウム(580mg、4.2mmol)を加え、室温で4時間撹拌した。反応終結後、水を加えた。混合物を酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、ろ過した。ろ液を減圧蒸留して濃縮した。カラム・クロマトグラフィーで精製して表題化合物(2mg、収率2%)を得た。] [0210] 実施例16:[(R)−2−(5−ブロモ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸の合成 実施例11と同じ方法で、製造例6で得られたメチル5−ブロモ−7−ニトロ−1H−インドール−2−カルボキシラート(1.1g、3.7mmol)を反応して表題化合物(250mg、収率16%)を得た。]
权利要求:
請求項1 下記式(1)の化合物、薬剤学的に許容されるその塩または異性体を有効成分として含有してなる細胞及び臓器保存のための組成物:[式中、XはCまたはNを表し、nは0または1であり、XがCのときnは1であり、XがNのときnは0であり、Aは直接結合、C3−C8−シクロアルキル、フェニル、またはそれぞれN、O及びS原子から選択された1〜3個のヘテロ原子を含む5〜6員ヘテロアリール若しくは複素環を表し、R1は水素、−C(O)−B−X’−R7または−(CR5R6)m−B−X’−R7を表し、mは0〜4の整数であり、R5及びR6はそれぞれ独立して、水素またはC1−C5−アルキルを表し、Bは直接結合、任意にオキソを含むC3−C8−シクロアルキル、またはそれぞれO、S及びN原子から選択された1〜3個のヘテロ原子を含む3〜10員複素環若しくはヘテロアリールを表し、X’は直接結合、−C(O)−、−SO2−、−CO2−または−C(O)NR5−を表し、R7は水素、C1−C6−アルキル、ハロゲノ−C1−C6−アルキル、ハロゲン、(CR5R6)m−フェニル、(CR5R6)m−ヒドロキシまたは(CR5R6)m−複素環を表し(ここで、複素環は任意にオキソを含み、N、O及びS原子から選択された1〜3個のヘテロ原子を含む3〜10員環である)、R2は−(CR5R6)m−D−X’’−R8を表し、Dは直接結合、またはそれぞれ任意にオキソを含み、任意に融合され、N、O及びS原子から選択された1〜4個のヘテロ原子を含む3〜10員複素環若しくはヘテロアリールを表し、X’’は直接結合、−C(O)−、−C(O)O−、−NR5C(O)−、−C(O)NR5−または−O−を表し、R8は水素、ハロゲン、C1−C6−アルキル、ハロゲノ−C1−C6−アルキル、トリ(C1−C6−アルキル)シランまたはヒドロキシ−C1−C6−アルキルを表し、R3は水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アリール−R9または(CR5R6)m−D−R9を表し、R9は水素、ハロゲン、C1−C6−アルキル、シアノ、ニトロまたはC1−C6−アルコキシを表し、R4は−(CR5R6)m−Y−D−R10を表しYは直接結合、−C(O)O−または−O−を表し、R10は水素、ニトロ、ハロゲン、C1−C6−アルキル、カルボキシ−C1−C6−アルキル、アリールまたは−C(O)O−R5を表し、ここで、前記アルキル、アルコキシ、アリール、シクロアルキル、複素環及びヘテロアリールは、ヒドロキシ、ハロゲン、ニトリル、アミノ、C1−C6−アルキルアミノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、C1−C6−アルキル、ハロゲノ−C1−C6−アルキル、C1−C6−アルキルスルホニル、アリール−C1−C6−アルコキシ及びオキソからなる群から選択される一つ以上の置換基で置換されていてもよい。] 請求項2 XはCまたはNを表し、nは0または1であり、XがCのときnは1であり、XがNのときnは0であり、Aは直接結合、フェニル、またはそれぞれN、O及びS原子から選択された1〜3個のヘテロ原子を含む5〜6員ヘテロアリール若しくは複素環を表し、R1は水素、−C(O)−B−X’−R7または−(CR5R6)m−B−X’−R7を表しmは0〜2の整数であり、R5及びR6はそれぞれ独立して、水素またはC1−C5−アルキルを表し、Bは直接結合、任意にオキソを含むC4−C7−シクロアルキル、またはそれぞれO、S及びN原子から選択された1〜3個のヘテロ原子を含む4〜8員複素環若しくはヘテロアリールを表し、X’は直接結合、−C(O)−、−SO2−、−CO2−または−C(O)NH−を表し、R7は水素、C1−C6−アルキル、ハロゲノ−C1−C6−アルキル、ハロゲン、(CR5R6)m−フェニル、(CR5R6)m−ヒドロキシ、(CR5R6)m−複素環を表し(ここで、複素環は任意にオキソを含み、N、O及びS原子から選択された1〜3個のヘテロ原子を含む4〜8員環である)、R2は−(CR5R6)m−D−X’’−R8を表しDは直接結合、またはそれぞれ任意にオキソを含み、任意に融合され、N、O及びS原子から選択された1〜4個のヘテロ原子を含む4〜8員複素環若しくはヘテロアリールを表し、X’’は−C(O)−、−C(O)O−、−NR5C(O)−、−C(O)NR5−または−O−を表し、R8は水素、ハロゲン、C1−C6−アルキル、ハロゲノ−C1−C6−アルキル、トリ(C1−C6−アルキル)シランまたはヒドロキシ−C1−C6−アルキルを表し、R3は水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アリール−R9または(CR5R6)m−D−R9を表し(ここで、R9は水素、ハロゲン、C1−C6−アルキル、シアノ、ニトロまたはC1−C6−アルコキシを表し、R4は−(CR5R6)m−Y−D−R10を表し、Yは直接結合、−C(O)O−または−O−を表し、R10は水素、ニトロ、ハロゲン、C1−C6−アルキル、カルボキシ−C1−C6−アルキル、アリールまたは−C(O)O−R5を表す、請求項1に記載の組成物。 請求項3 式(1)の化合物が、式(1a)のインドールまたは式(1b)のインダゾール構造を有する請求項2に記載の組成物:(1a)(1b) 請求項4 Aがフェニル、ピリジン、1,4−ピラジン、4,5−ジヒドロ−チアゾール、チアゾール、4,5−ジヒドロオキサゾール、[1,2,4]オキサジアゾール及び[1,3,4]オキサジアゾールからなる群から選択される請求項2に記載の組成物。 請求項5 R1が−C(O)−B−X’−R7または−(CHR5)m−B−X’−R7(ここで、mは0〜2の整数である)を表し、R5はC1−C3−アルキルを表し、Bは直接結合、任意にオキソを含むC5−C6−シクロアルキル、またはそれぞれO、S及びN原子から選択された1〜3個のヘテロ原子を含む5〜6員複素環若しくは、ヘテロアリールを表し、X’は直接結合、−C(O)−、−SO2−、−CO2−または−C(O)NH−を表し、R7は水素、C1−C3−アルキル、ハロゲノ−C1−C3−アルキル、ハロゲン、(CH2)m−フェニル、(CH2)m−ヒドロキシ、(CH2)m−複素環を表す(ここで、複素環は任意にオキソを含み、N、O及びS原子から選択された1〜3個のヘテロ原子を含む5〜6員環である)、請求項2に記載の組成物。 請求項6 Bがシクロペンチル、シクロヘキシル、ピペリジン、テトラヒドロピラン、オキソシクロヘキシル、ピロリジン、ジフルオロシクロヘキシル及びテトラヒドロフランからなる群から選択される請求項5に記載の組成物。 請求項7 R7が水素、メチル、エチル、イソプロピル、ベンジル、ヒドロキシメチル、(モルホリン−4−イル)−エチル、テトラヒドロフラン、2,2,2−トリフルオロエチル、ヒドロキシエチル、1,1−ジオキソチオモルホリン、テトラヒドロピラン、(テトラヒドロピラン−4−イル)−メチル及びトリフルオロメチルからなる群から選択される請求項5に記載の組成物。 請求項8 Dは直接結合を表すか、またはピペラジン、ピロリジン、モルホリン、1,1−ジオキソチオモルホリン及びオキソピペラジンからなる群から選択される請求項2に記載の組成物。 請求項9 R8が水素、エチル、ヒドロキシメチル、メチル及びフッ素からなる群から選択される請求項2に記載の組成物。 請求項10 R3が水素;ハロゲン;アルコキシにより置換されていてもよいフェニル;または環員として、N、S及びO原子から選択された1〜3個のヘテロ原子を含み、任意にオキソを含む6員ヘテロシクリルメチルを表す請求項2に記載の組成物。 請求項11 R3が水素、臭素、フェニル、メトキシ−フェニル、モルホリン−4−イル−メチル、オキソピペラジン−4−イル−メチル及び1,1−ジオキソ−チオモルホリン−4−イル−メチルからなる群から選択される請求項10に記載の組成物。 請求項12 R4が−(CH2)m−Y−D−R10(ここで、mは0〜2の整数である)を表し;Yは直接結合、−C(O)O−または−O−を表し;Dはピリジンまたは任意にオキソを含みN、S及びO原子から選択された1〜3個のヘテロ原子を含む5〜6員複素環を表し、R10は水素、ハロゲン、C1−C3−アルキル、−(CH2)−CO2H、アリールまたは−C(O)O−R5を表す、請求項2に記載の組成物。 請求項13 Dが1,1−ジオキソ−チオ−モルホリン、オキソピペラジン、ピリジン、モルホリン及び4,5−ジヒドロ−チアゾールからなる群から選択される請求項12に記載の組成物。 請求項14 R10が水素、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチル及び−(CH2)−CO2Hからなる群から選択される請求項12に記載の組成物。 請求項15 下記からなる群から選択される化合物である請求項2に記載の組成物:シクロペンチル−[2−(4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−2−イル)−1H−インドール−7−イル]−アミン;[2−(4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル)−1H−インドール−7−イル]−(4−メチル−シクロヘキシル)−アミン;[2−(4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル)−1H−インドール−7−イル]−ピペリジン−4−イル−アミン;2−5−[7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−[1,2,4]オキサジアゾール−3−イル}−エタノール;[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]−メタノール;シクロペンチル−[2−((R)−4−ピロリジン−1−イルメチル−4,5−ジヒドロ−チアゾール−2−イル)−1H−インドール−7−イル]−アミン;{(R)−2−[7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−メタノール;[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フルオロ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−メタノール;{(R)−2−[5−フルオロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−メタノール;{(R)−2−[5−(ピリジン−3−イルオキシ)−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−メタノール;[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸;[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸エチルエステル;2−{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エタノール;1−[4−(2−{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エチル)−ピペラジン−1−イル]−2−ヒドロキシ−エタノン;1−(2−{(R)−2−[5−クロロ−7−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル}−エチル)−ピロリジン−3−オール;[(R)−2−(5−ブロモ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸;[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−エトキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸;[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−エトキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸;[2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フェノキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸;[(R)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フェノキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸;[(S)−2−(7−シクロペンチルアミノ−5−フェノキシ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−酢酸;3−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−プロピオン酸エチルエステル;3−[(R)−2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−4,5−ジヒドロ−チアゾール−4−イル]−プロピオン酸;シクロペンチル−(2−ピリジン−2−イル−1H−インドール−7−イル)−アミン;シクロペンチル−(2−ピラジン−2−イル−1H−インドール−7−イル)アミン;(2−ピラジン−2−イル−1H−インドール−7−イル)−(テトラヒドロピラン−4−イル)−アミン;シクロペンチル−(2−チアゾール−2−イル−1H−インドール−7−イル)−アミン;2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メチル−1H−インドール−2−イル)−チアゾール−4−カルボン酸エチルエステル;2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メチル−1H−インドール−2−イル)−チアゾール−4−カルボン酸;[2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メチル−1H−インドール−2−イル)−チアゾール−4−イル]−メタノール;[2−(7−シクロペンチルアミノ−5−メチル−1H−インドール−2−イル)−チアゾール−5−イル]−メタノール;シクロペンチル−(5−メチル−2−[1,3,4]オキサジアゾール−2−イル−1H−インドール−7−イル)−アミン;シクロペンチル−(5−メチル−2−ピリジン−2−イル−1H−インドール−7−イル)−アミン;(5−メチル−2−ピリジン−2−イル−1H−インドール−7−イル)−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミン;シクロヘキシル−(5−メチル−2−ピリジン−2−イル−1H−インドール−7−イル)−アミン;1−[4−(5−メチル−2−ピリジン−2−イル−1H−インドール−7−イルアミノ)−ピペリジン−1−イル]−エタノン;(1−メチル−ピペリジン−4−イル)−(5−メチル−2−ピリジン−2−イル−1H−インドール−7−イル)−アミン;4−(5−メチル−2−ピリジン−2−イル−1H−インドール−7−イルアミノ)−シクロヘキサノン;(1−ベンジル−ピロリジン−3−イル)−(5−メチル−2−ピリジン−2−イル−1H−インドール−7−イル)−アミン;シクロペンチルメチル−(5−メチル−2−ピリジン−2−イル−1H−インドール−7−イル)−アミン;N−(5−メチル−2−ピリジン−2−イル−1H−インドール−7−イル)−ベンズアミド;シクロペンチル−(5−メチル−2−ピラジン−2−イル−1H−インドール−7−イル)−アミン;シクロペンチル−(5−エトキシ−2−ピリジン−2−イル−1H−インドール−7−イル)−アミン;シクロペンチル−(5−フェノキシ−2−ピリジン−2−イル−1H−インドール−7−イル)−アミン;シクロペンチル−(3,5−ジメチル−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)−アミン;シクロペンチル−(5−メチル−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)−アミン;(2−シクロヘキシル−5−メチル−1H−インドール−7−イル)−シクロペンチル−アミン;シクロペンチル−[5−メチル−2−(6−メチル−ピリジン−2−イル)−1H−インドール−7−イル]−アミン;(5−メチル−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミン;(5−メチル−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)−(1−メチル−ピペリジン−4−イル)−アミン;1−[4−(5−メチル−2−フェニル−1H−インドール−7−イルアミノ)−ピペリジン−1−イル]−エタノン;(5−メチル−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)−ピペリジン−4−イル−アミンヒドロクロリド;2−ヒドロキシ−1−[4−(5−メチル−2−フェニル−1H−インドール−7−イルアミノ)−ピペリジン−1−イル]−エタノン;(1−メタンスルホニル−ピペリジン−4−イル)−(5−メチル−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)−アミン;4−(5−メチル−2−フェニル−1H−インドール−7−イルアミノ)−シクロヘキサンカルボン酸;4−(5−メチル−2−フェニル−1H−インドール−7−イルアミノ)−シクロヘキサンカルボン酸(2−モルホリン−4−イル−エチル)−アミド;シクロペンチルメチル−(5−メチル−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)−アミン;(5−メチル−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメチル)−アミン;(5−クロロ−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)−シクロペンチル−アミン;(5−クロロ−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミン;(5−クロロ−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)−(1−メチル−ピペリジン−4−イル)−アミン;(5−クロロ−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)−シクロヘキシル−アミン;(1−ベンジル−ピロリジン−3−イル)−(5−クロロ−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)−アミン;4−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−安息香酸メチルエステル;4−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−安息香酸;[4−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−フェニル]−メタノール;4−(7−シクロペンチルアミノ−5−メチル−1H−インドール−2−イル)−安息香酸メチルエステル;2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−安息香酸メチルエステル;2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−安息香酸;[2−(5−クロロ−7−シクロペンチルアミノ−1H−インドール−2−イル)−フェニル]−メタノール;7−シクロペンチルアミノ−2−フェニル−1H−インドール−5−カルボン酸エチルエステル;7−シクロペンチルアミノ−2−フェニル−1H−インドール−5−カルボン酸;(7−シクロペンチルアミノ−2−フェニル−1H−インドール−5−イル)−メタノール;(7−シクロペンチルアミノ−2−フェニル−1H−インドール−5−イル)−酢酸エチルエステル;(7−シクロペンチルアミノ−2−フェニル−1H−インドール−5−イル)−酢酸;2−[(4S)−2−[5−メチル−7−(オキサン−4−イルメチルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]酢酸;2−[(4S)−2−[5−クロロ−7−(オキサン−4−イルメチルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]酢酸;2−[(4S)−2−[7−[(4,4−ジフルオロシクロヘキシル)アミノ]−5−メチル−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]酢酸;2−[(4S)−2−[7−(オキサン−4−イルアミノ)−5−フェノキシ−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]酢酸;2−[(4R)−2−[7−(オキサン−4−イルアミノ)−5−フェノキシ−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]酢酸;2−[(4R)−2−[7−(オキサン−4−イルメチルアミノ)−5−フェノキシ−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]酢酸;2−[(4S)−2−[7−(シクロペンチルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]酢酸;2−[(4S)−2−[7−[(1−アセチルピロリジン−3−イル)アミノ]−5−メチル−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]酢酸;2−[(4S)−2−[7−(オキサン−4−イルメチルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]酢酸;2−[(4S)−2−[7−(オキサン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]酢酸;2−[(4S)−2−[7−(オキサン−2−イルメチルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]酢酸;2−[(4S)−2−[5−メチル−7−[[1−(3,3,3−トリフルオロプロパノイル)ピペリジン−4−イル]アミノ]−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]酢酸;2−[(4R)−2−[7−(シクロペンチルアミノ)−5−メチル−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]酢酸;2−[(4R)−2−[5−メチル−7−(オキサン−4−イルメチルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]酢酸;4−[2−[(4S)−2−[5−メチル−7−(オキサン−4−イルメチルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]エチル]ピペラジン−2−オン;2−[(4S)−4−[2−(1,1−ジオキソ−1,4−チアジナン−4−イル)エチル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−2−イル]−5−メチル−N−(オキサン−4−イルメチル)−1H−インドール−7−イル−アミン;N−(4,4−ジフルオロシクロヘキシル)−5−メチル−2−[(4S)−4−(2−モルホリン−4−イルエチル)−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル−アミン;4−[2−[(4S)−2−[7−[(4,4−ジフルオロシクロヘキシル)アミノ]−5−メチル−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]エチル]ピペラジン−2−オン;4−[2−[(4S)−2−[7−(オキサン−4−イルメチルアミノ)−5−フェノキシ−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]エチル]ピペラジン−2−オン;2−[(4S)−4−(2−モルホリン−4−イルエチル)−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−2−イル]−N−(オキサン−4−イルメチル)−5−フェノキシ−1H−インドール−7−アミン;5−メチル−2−[(4S)−4−(2−モルホリン−4−イルエチル)−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−2−イル]−N−(オキサン−4−イルメチル)−1H−インドール−7−アミン;1−[2−[(4S)−2−[5−メチル−7−(オキサン−4−イルメチルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]エチル]ピペリジン−4−カルボキシアミド;[(2R)−1−[2−[(4S)−2−[5−メチル−7−(オキサン−4−イルメチルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]エチル]ピロリジン−2−イル]メタノール;(2S)−1−[2−[(4S)−2−[5−メチル−7−(オキサン−4−イルメチルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]エチル]ピロリジン−2−カルボキシアミド;4−[2−[(4R)−2−[7−(シクロペンチルアミノ)−5−メチル−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]エチル]ピペラジン−2−オン;2−[(4S)−2−[7−(シクロペンチルアミノ)−5−メチル−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−オキサゾール−4−イル]酢酸;{(S)−2−[5−メチル−7−(テトラヒドロピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル}−酢酸;2−[(4S)−2−[5−メチル−7−(テトラヒドロピラン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−オキサゾール−4−イル]エタノール;{5−メチル−2−[(S)−4−(2−モルホリン−4−イル−エチル)−4,5−ジヒドロ−1,3−オキサゾール−2−イル]−1H−インドール−7−イル}−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)アミン;4−[(5−クロロ−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)アミノ]−N−エチルピペリジン−1−カルボキシアミド;[4−[(5−クロロ−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)アミノ]ピペリジン−1−イル]−(オキソラン−3−イル)メタノン;2−[7−(オキサン−4−イルアミノ)−2−フェニル−1H−インドール−5−イル]酢酸;2−[7−(シクロペンチルメチルアミノ)−2−フェニル−1H−インドール−5−イル]酢酸;5−フルオロ−N−(1−メチルピペリジン−4−イル)−2−フェニル−1H−インドール−7−アミン;2−[4−[(5−フルオロ−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)アミノ]ピペリジン−1−イル]エタノン;5−フルオロ−N−[1−(オキサン−4−イル)ピペリジン−4−イル]−2−フェニル−1H−インドール−7−アミン;N−[1−(1,1−ジオキサン−4−イル)ピペリジン−4−イル]−5−フルオロ−2−フェニル−1H−インドール−7−アミン;N−(オキサン−4−イル)−5−フェノキシ−2−フェニル−1H−インドール−7−アミン;メチル2−[(5−フルオロ−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)アミノ]アセテート;2−[(5−フルオロ−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)アミノ]酢酸;メチル2−[(5−クロロ−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)アミノ]プロパノエート;2−[(5−クロロ−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)アミノ]プロパン酸;2−[(5−フェノキシ−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)アミノ]酢酸;2−[(5−フェノキシ−2−フェニル−1H−インドール−7−イル)アミノ]プロパン酸;2−[(4S)−2−[7−(オキサン−4−イルメチルアミノ)−2−フェニル−1H−インドール−5−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]酢酸;2−[(4S)−2−[7−(シクロペンチルアミノ)−2−フェニル−1H−インドール−5−イル]−4,5−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−イル]酢酸;メチル2−[4−[5−クロロ−7−(オキサン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]フェニル]アセテート;メチル2−[4−[5−クロロ−7−(オキサン−4−イルメチルアミノ)−1H−インドール−2−イル]フェニル]アセテート;2−[4−[5−クロロ−7−(オキサン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]フェニル]酢酸;5−[(1,1−ジオキソ−1,4−チアジナン−4−イル)メチル]−N−(オキサン−4−イル)−2−フェニル−1H−インドール−7−アミン;5−[(1,1−ジオキソ−1,4−チアジナン−4−イル)メチル]−N−(オキサン−4−イルメチル)−2−フェニル−1H−インドール−7−アミン;4−[[7−(オキサン−4−イルアミノ)−2−フェニル−1H−インドール−5−イル]メチル]ピペラジン−2−オン;5−[(1,1−ジオキソ−1,4−チアジナン−4−イル)メチル]−2−フェニル−N−ピペリジン−4−イル−1H−インドール−7−アミン;[4−[[5−[(1,1−ジオキソ−1,4−チアジナン−4−イル)メチル]−2−フェニル−1H−インドール−7−イル]アミノ]ピペリジン−1−イル]−(オキソラン−3−イル)メタノン;N−[4−[5−[(1,1−ジオキソ−1,4−チアジナン−4−イル)メチル]−7−(オキサン−4−イルアミノ)−1H−インドール−2−イル]フェニル]アセトアミド;N−[4−[7−(ジシクロペンチルアミノ)−5−[(1,1−ジオキソ−1,4−チアジナン−4−イル)メチル]−1H−インドール−2−イル]フェニル]アセトアミド;N−[4−[5−[(1,1−ジオキソ−1,4−チアジナン−4−イル)メチル]−7−(オキサン−4−イルメチルアミノ)−1H−インドール−2−イル]フェニル]アセトアミド;N−シクロペンチル−5−[(1,1−ジオキソ−1,4−チアジナン−4−イル)メチル]−2−(4−メトキシフェニル)−1H−インドール−7−アミン;5−[(1,1−ジオキソ−1,4−チアジナン−4−イル)メチル]−2−(4−メトキシフェニル)−N−(オキサン−4−イル)−1H−インドール−7−アミン;5−[(1,1−ジオキソ−1,4−チアジナン−4−イル)メチル]−N−(3−メトキシブチル)−2−フェニル−1H−インドール−7−アミン;5−[(1,1−ジオキソ−1,4−チアジナン−4−イル)メチル]−2−(3−フルオロフェニル)−N−(オキサン−4−イル)−1H−インドール−7−アミン;N−シクロペンチル−5−[(1,1−ジオキソ−1,4−チアジナン−4−イル)メチル]−2−(3−フルオロフェニル)−1H−インドール−7−アミン;3−ブロモ−5−[(1,1−ジオキソ−1,4−チアジナン−4−イル)メチル]−N−(オキサン−4−イル)−2−フェニル−1H−インドール−7−アミン;3−ブロモ−5−(モルホリン−4−イルメチル)−N−(オキサン−4−イル)−2−フェニル−1H−インドール−7−アミン;3−ブロモ−N−シクロペンチル−5−[(1,1−ジオキソ−1,4−チアジナン−4−イル)メチル]−2−フェニル−1H−インドール−7−アミン;3−ブロモ−5−[(1,1−ジオキソ−1,4−チアジナン−4−イル)メチル]−N−(オキサン−4−イル)−2−フェニル−1H−インドール−7−アミン;5−クロロ−N−(オキサン−4−イル)−3−フェニル−1H−インドール−7−アミン;5−クロロ−N−シクロペンチル−3−フェニル−1H−インドール−7−アミン;5−クロロ−N−(オキサン−4−イルメチル)−3−フェニル−1H−インドール−7−アミン;5−[(1,1−ジオキソ−1,4−チアジナン−4−イル)メチル]−N−(オキサン−4−イル)−3−フェニル−2−トリメチルシリル−1H−インドール−7−アミン;4−[[5−クロロ−7−(シクロペンチルアミノ)−2−フェニル−1H−インドール−3−イル]メチル]ピペラジン−2−オン;4−[[5−クロロ−7−(オキサン−4−イルアミノ)−2−フェニル−1H−インドール−3−イル]メチル]ピペラジン−2−オン;4−[[5−クロロ−7−(オキサン−4−イルメチルアミノ)−2−フェニル−1H−インドール−3−イル]メチル]ピペラジン−2−オン;N−シクロペンチル−3−(4−メトキシフェニル)−1H−インダゾール−7−アミン;3−(4−メトキシフェニル)−N−(オキサン−4−イル)−1H−インダゾール−7−アミン;3−(4−メトキシフェニル)−N−(オキサン−4−イルメチル)−1H−インダゾール−7−アミン;及び2−(7−シクロペンチルアミノ−2−フェニル−1H−インドール−5−イル)−エタノール。 請求項16 式(1)の化合物の薬剤学的に許容される塩または異性体を活性成分として含有してなる請求項1に記載の細胞、組織及び臓器の保存のための組成物。 請求項17 細胞がヒトまたは動物の組織若しくは臓器から単離した肝細胞、皮膚細胞、粘膜細胞、ランゲルハンス島細胞、神経細胞、軟骨細胞、内皮細胞、上皮細胞、骨細胞及び筋肉細胞からなる群から選択された動物細胞;または家畜及び魚類の精子、卵または受精卵である請求項1に記載の組成物。 請求項18 臓器が皮膚、角膜、腎臓、心臓、肝臓、膵臓、腸、神経、肺、胎盤、臍帯及び血管からなる群から選択される請求項1に記載の組成物。 請求項19 組織が皮膚、角膜、腎臓、心臓、肝臓、膵臓、腸、神経、肺、胎盤、臍帯及び血管からなる群から選択される請求項1に記載の組成物。 請求項20 臓器、単離された細胞システムまたは組織の低温保管、移植手術または移植後発生する再潅流による損傷を予防するための請求項1に記載の組成物。 請求項21 請求項1に記載の組成物を、移植用として用いられる動物の細胞、組織または臓器の保存に使用する方法。 請求項22 活性成分として請求項1に記載の式(1)の化合物、薬剤学的に許容されるその塩または異性体を薬剤学的に許容される担体と共に混合する工程を含んでなる、動物の細胞、組織または臓器の保存のための組成物を製造する方法。 請求項23 人工臓器の製造において、細胞、組織または臓器を培養または保存するための、請求項20に記載の組成物を使用する方法。
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